2017年4月17日月曜日

今週の修理PC

諸行無常とは言いますが最近PCが壊れすぎてる気がします。
さて、今回壊れたのは Photon2 ・・・モデリングの主力です。モデリングが進みません。
で、何が壊れたかというとCOMS電池。
時計がおかしくなるのは Linux の場合ネットに接続すれば自動調整するので問題ないのですが、立ち上げるたびにセキュアOSエラーを吐いてくるのは面倒です。
流石に実用品をバラすのは躊躇したのですが、やってみました。

※当たり前ですが、分解すると保障は受けられませんし、完全に自己責任です。
又、バッテリーを内蔵したまま分解するので、基盤に通電するような金物が当たるとショートして壊れる可能性があります。
ハイリスクな行動である事はご理解ください。

よくあるタブレットと同様、液晶のあるメイン基盤と樹脂製の底板のつなぎ目を開いていきます。
お勧めは電源スイッチのある角から開けて行く方法。
ここの隙間

 Photon2 の基盤は液晶側についており底板はただのカバーです。
電源の角の隙間に爪を差し込むなりして広げたらマイナスドライバーで開けていきます。
カバーはネジ止めは一切なくカバーのツメで止めてあります。
長辺に各5箇所、短辺に各4箇所、あと統べての角に一つづつツメがついているので、
マイナスドライバーを差し込んで捻って開けていきます。
端子のある辺は避けて空けていき、最後は端子側にスライドさせてカバーを開けると無難かと。


えーと、部品を取っ払った後の写真しか撮っていなかったのですが、左下辺りに無線 LAN とCMOS電池がありました。

CMOS電池は CR1220 なのですが、多分もう少し大きい電池でも入ると思います。
又、ついでに Photon2 のがっかり無線LAN も換装します。


ちなみについていた無線LANは RTL8821AE 。2014年 Realtek 製なんですが、正直安定動作しません。
linux だと更に酷い為、ジャンク屋で500円で買ってきた intel 製 N2200 に換装。
今時シングルバンドですが、安定動作しました。枯れた技術の方が良い時もあるのです。
…せっかくAMD製CPUが載ったタブレットなのにIntelのパーツ載せるのかよ、とか言ってはいけない。

戻し作業は完了し無事に動作したのですが、結局肝心のCMOSは復活しませんでした。
2015年製のタブレットのCMOS電池が17年の4月に壊れるのはおかしいと思っていましたが、基盤のどこかが断線したらしいです。

上にも書いたとおり、保障も効きませんしこれは放置しかないですね。

2017年4月13日木曜日

なんて遠い回り道

最近パソコンの修理が日課になりつつありますが、家にある「使える」デスクトップが3台。
そのうちトップのメインマシンのCPUを中古で買った Phenom x6 1055T に変えたのをきっかけにいろいろマシンを組み替えたのですが…最後のマシンが奇妙な動作をしました。

構成は Athron x2 5050e /DDR2 2GBx4/ SSD 32GB / AM2 マザーボード /Windows10 Home
で、当初起動が不安定になっていたので DDR2を2枚抜いたら起動、
次いで windows10 をインストールをするとこれは完走したのですが、アップデートすると画面が崩れる。
致し方なくビデオボードは買い直したが、OS起動後に画面が崩れるか、数分でシャットダウン…。

画面の崩れは兎も角、シャットダウンする場合は電源かマザーボードのコンデンサ、もしくはアンプが焼けている可能性が高いので電源を交換。

症状変わらず。

試しに USB ブートの Linux を使って Memtest86+ を通してみると全て完走。
あれ?メモリ壊れていない?

次に Linux をインストールしてみると、インストールはできるけど起動後にフォントや画面が崩れていく…
という事は Windows10 や、そのドライバに起因するバグではない。
更に言うとビデオボードも新調する必要がなかったような…

ここである仮説を立てて修理・・・見事に成功で直りました。

壊れていたパーツは