2020年4月30日木曜日

空飛ぶ円盤キター

4回目のランクイン。そろそろ甲勲章の数より多くなりそうです。
さておき、コレはうれしいですねえ。
この子はどちらかというと『短い滑走距離』が最大の売りでして、私の持っている『世界の珍兵器コレクション』という本によれば滑走距離は6mとなっています。
ちゃんとしたエンジンを積めば設計上時速750kmが出るとされていますが(試作機のV173は80馬力x2で220km)、プロペラがデカすぎて大した兵装が積めなかったとか。
又、異常に頑丈だったという逸話も残っていますが、これらの話から総合して駆逐艦等小型艦船用の観測機になってくれないかなあと、以前考えた事はありましたが…
まさか戦闘機だったとは。

コレが来るという事は、近いイベントで対アメリカ戦でしょうし、空飛ぶ円盤も着たという事で、ミズーリを迎えて宇宙人と戦いたいですね。

案ずるより産むが易いという話

最近全く Blender の記事を書かないのですが…いや、モデリングはしてます。ただ、Linux の更新時期や Python2 系のサポート終了がありまして。どのタイミングで OS と Blender と Python を同時にアップデートしようかと悩んでいたのですよ。
私のモデリング及び、リギングは自前で書いた Python スクリプトの動作なくしては不可能なんです。
特に、一括ボーンロール値0化と、左右対称頂点グループ作成は…。
で、この度 Ubuntu が 20.04 になり、 Python3 標準となったので、覚悟を決めて移植開始…と、思ったのですが…


  • ボーンロール値一括0化スクリプト
エディットモードでボーンを選択して以下のスクリプトを実行

ソース

import bpy

if bpy.context.mode == 'EDIT_ARMATURE':
    #print('EDIT_ARMATURE')
    for obj in bpy.context.selected_objects:
        #print(obj.name)
        # Use armature only
        if obj.type == 'ARMATURE':
            print(obj.name)
            for bone in obj.data.edit_bones:
                print(bone.name)
                bone.roll = 0

2.8 系、2.7 系両対応
…まったく手直ししないで動作可能でした。


  • 左片方のみのリギングモデルを両面化

コレは備忘録を兼ねて、 Blender 2.8 系で再掲。

1.ボーン(アーマチュア)を編集モードで選択して、右クリック→名前→自動ネーム(左右)
コレでボーン名の最後に左右を示す .L .R が付く。

2.ボーンを編集モードで選択して、右クリック→対称化
コレで反対側のボーンが作られる

3.オブジェクトモードで、リギングしたオブジェクトを選択して以下のスクリプトを流す

ソース

import bpy

if bpy.context.mode == 'OBJECT':
    # print all selected objects
    for obj in bpy.context.selected_objects:
        print(obj.name)
     
        # Use objectmode only
        if obj.type == 'MESH':
            list_add = []
            for vg in obj.vertex_groups:
                pair_name = ''
                length = len(vg.name)
                if vg.name[length-2:] == '.L':
                    pair_name = vg.name[:length-1]+'R'
                if vg.name[length-2:] == '.R':
                    pair_name = vg.name[:length-1]+'L'
                if pair_name != '':
                    if not obj.vertex_groups.get(pair_name):
                        list_add.append(pair_name)
         
            for name_add in list_add:
                print(name_add)
                obj.vertex_groups.new(name = name_add)

2.8 系、2.7 系両対応

コレが…

こうなる

4.オブジェクトモードで、リギングしたオブジェクトを選択してモディファイアを追加→ミラー

5.追加したミラーモディファイアをX軸を選択した状態(デフォルト)で→適用

完成!

…はい、正直拍子抜けでした。
修正したスクリプトコードは左右対称用の最後の3行だけ。…こんな事の為に私は1年待ってしまったのか。
GW中にひとまず、モデリング用マシンを Ubuntu20.04 化して環境を作る予定ですが…遅れをどれだけ取り戻せるやら。

2020年4月29日水曜日

アシュアぇ

引退後も3月に一回ガチャを引きに行きまして、ほぼ詫び石で3000個揃ったので10回ガチャ→KV1とパーシングGet。
そして先週カムバックキャンペーンが有るのを知って戻ってみまして、やっぱり詫び石で1500程、その他デイリーやらなんやらで3000個かき集めて10回ガチャ→ヘルキャットGet。
…正直、現役の方に申し訳ない状況だったのですが…

半年キャンペーンが終ったら又石が溜まるまで放置する気でプレー再開、エグザム?ステージ2?委託?みたいな状況。
やってる事は、訓練所ハード、1時間偵察、05A-10N、汽車遠征くらい。

久々にやった感想としては、良くはなっているハズだけど相変わらずデバッグしないなあという印象。3倍速戦闘ができるようになったのは手放しで喜べるのですが、AIはやっぱり頼りにならないし…

復帰者相手に200回S勝利とってこいという周回指令。ちなみに5/7では空挺で勲章100個集めてこいという指令もありました。そういうゲームだからコレ!

そしてコレ。コラボイベント2日目で修正が入った原因なんですけどね、出し方が…

本当にデバッグしてるのかな?
コラボ相手に失礼でしょ。
いや、マヂでコラボ曲は頑張ってるから!

他にもこんなのにも遭遇しましたよ。

珍しい生背景画面。

こうして見るとドッグに対してほぼ垂直にツェッペリンが泊っているですねえ。迷惑駐車(停泊)極まりないデス。

あと、地味に気になったのが、半年間変わらない工場量産画面のコレ。

下までスクロールすると…

気付きました?
スクロールする度に顔のアイコンを読み込んでいまして、あまつさえキャラクターの総数も増えていきます。
このため右側のスクロールバーの幅がどんどん狭くなっていきます。
当然、スクロールバーをドラッグしての操作も劣悪なんですが…
常識的に考えれば、全キャラクター分の顔アイコンをメモリ上に用意すると同時にキャラクターの総数を算出してから表示すれば良いハズです。
まあ、エンバースに面倒だから後回しにされているんでしょうけどね…

偵察戦の勝利後の量産画面
…こっちは正常に動いている。
ソートの有無等の違いはあるのですが、「こっちの処理を移植すれば良くね?」くらい言えないんですかね。
って、少し調べたら相変わらず工場量産のフィルタ機能がバグったまま(ALL以外を選択すると表示されない)だ…コレはアレですね、偵察用をベースに改造したものの動作がめちゃくちゃになった挙句、投げだした(というかPGが出奔した)んじゃないっスかね?多分一旦フィルタとかソートの機能を取っ払った状態にして作り直した方が良い気がします。

蜂が出た

天気が良いので洗濯しようと思ったらベランダの窓の外にでっかい蜂がフラフラ飛んでる訳ですよ。
さっさとどこかへ行ってくれと思ったのですが、しばらくすると戻ってくる…窓の裏から叩いても逃げる気配すら無い
コレ、巣作ってない?
という訳で、外側から回り込んでスプレーで駆除。
どうやら、ベランダのシャッターの戸袋に巣を作ろうとしていたっぽいですね。幸い未遂で済んだようですが。





とうとう私もクインビーにお近づきになれたぜ!
刺される未来しか見えねえけどな!

模様と体長からするとセグロアシナガバチという奴らしいですね。
発見が遅れたら保健所に通報する案件だったかも。

2020年4月27日月曜日

Ubuntu 20.04 Mate 入れてみた

一言で言うなら文句なし。
前回の奇怪な動きはみんな Unity のせいやったんや。
と言うわけで、Mate Redmond の画面がこちら
…ぶっちゃけ、Windows ですねえ。
Mint 19 Mate にあったアルファや、ウィンドウ拡大エフェクトも無くなってすっきり使えて良い感じです。
ちなみに Mac ユーザーならコレ…かな?
Pantheon

Mate の外見の変更は、設定→Mate Tweak →パネル等でどうぞ。

Canonical に勝手に通信するシステムさえなければ乗り換えるくらいの完成度

そして Blender
Unity のように上や左にアレな物が表示されないので全画面使えます。
ちなみに日本語化した時のフォントは Noto のミディアム。
Noto フォントにはいつもお世話になっております。

2020年4月24日金曜日

Ubuntu 20.04 入れてみた

日本時間の23時30分にダウンロードできましたよ…23日リリースとは一体。
※日本の標準時がマイナス9時ではあるのですが
最初に断っておくのですが、私は Mint 派です。しかもメインに使っているのは Xfce でサブが Mate 。つまり、あんまり Ubuntu のUI周り等にはに良い印象はもっていないって事は留意して頂きたいです。それでもインストールしたのは今後、コレをベースに作られる Mint の動向を探る為なのです。


  • Desktop を入れてみたのですが…

Unity かよ。
ちなみに Mate Redmond なら大して苦労はしまいと思っていたのですが…
中途半端にスマホっぽいこのデザインをいつまで引っ張るのか。Mint との間にユーザー数で差ができた主たる原因だと思うんですけどねえ。
コレなんて、視認性からして最悪なんですが。
ちなみに左が『ソフトウェアとアップデート』右が『ソフトウェアの更新』です。


  • ソフトウェアの検索とインストール…

インクスペースですらアイコンが出揃っていない辺り慌ただしさを物語っていますが、アイコンがこれ以上表示されていないし、スクロールバーも出ていない。検索ボックスすらないけどどうすれば…と、少し悩みました。
答えは左上の虫メガネアイコンボタン。
コレを押せば、いつものアプリ名を直接入力する検索ボックスが出ます。ただ、この検索ボックスアイコン、アプリによっては右上に表示される事もあったりで、イマイチ統一感が無いんですよね。
他にも
こんな感じの「新規タグで開く」アイコンボタンなんかもあったりします。コレが Unity の仕様なのか 20.04 の仕様なのかは普段から Ubuntu を使っていないので判らないのですが。


  • 確かめたかった物その1:python

これまでは標準が python2 系で python3 系を使いたければ明示する必要がありました。
しかし、python2 系は既にサポートを終了しています。 python も急にサポートを切った訳では無く、数年前からアナウンスしており、本来なら去年 python3 系に切り替える予定でしたが、作業が進まず今年までずれこんでいました。
で、どうなったのか?と思って動かしてみましたが…
前バージョンまでは python と打ち込むと python2 が起動していたハズです。
今バージョンでは「そんなものはない。やりたければ python3 にしろ」と言ってきます。
python3 に統一したならば python と打ち込んだら python3 が起動してもよさそうなものですが、急には変われないという事なのでしょうね。


  • 確かめたかった物その2:Blender

標準インストールされるバージョンが 2.8 系になりました。
Mint は安定バージョンを優先する為、2.7 系になる可能性も無い訳ではないですが、2.8 もリリースされて1年くらい経ちますし、恐らく 2.8 系になるでしょう。いい加減に左クリック選択に慣れないといけないのですねえ。
ちなみに私は 2.4 系で一回操作を覚えた後に数年モデリングを休止して 2.7 系を覚え直したのですが、又かよという感じです。
進歩に置いて行かれるのは歳のせいだけでもないような…

2020年4月19日日曜日

春のジャンク祭りその2

外出禁止なので通販頼りなんですが、節約しないといけないのだからこんな散財していないでさっさと C340(14) 買えとは思うのですが…C340 の企業系レビューは沢山あるのですが、ユーザーレビューが極端に少ないと思うのは気のせいでしょうか?
本当にユーザーの手元に届いているのだろうか?

と言う訳で、今回通販で入手したPCはこちら
富士通 B532/G
Core i5 3470T:メモリ4GB:SSD 120GB:WPS オフィス:windows10 お値段9999円(税、送料込み)。
ちなみに富士通の売りは「大きさが名刺2枚分」なのですが、ソレはフロントのサイズの事で、実際は正方形状の重箱型筐体です。十分小型ですが。
開けてみて気づいた事は、メモリは2GBx2の4GBでデュアルチャンネル。又、本来の製品はHDDのハズですがレキサーのSSDに換装、Win8製品ですがWin10になっています。
筐体がヤケて変色していますが、名前シールの跡と思われる変色していない部分がある事から恐らく企業レンタル帰りをカスタムした物と思われます。
性能は画面と入力デバイスが無い、3万円前後のノートパソコンくらいが妥当な評価だと思いますが、よくこんな手の込んだ物この値段で出せたよ PCEYES さん。

内部
SSDは PCIe x1 に専用パーツで取り付けている。拡張できるのは無線LAN用の PCI と内蔵USBコネクタくらい。

内蔵USBを使うなら変換コネクタをかませてブルートゥースのアンテナを付けると良いと思いますがどうでしょう?

本来の用途は書類仕事用のサイドマシンで、会社の仕事を持ち戻った人が家で書類仕事をしたり低解像度ならネットサーフィンや動画視聴もできるでしょう。
低価格なセレロンマシンよりは高性能だとは思います(流石にメモリはカツカツですが)。
ですが、まあ私はサイドマシンと言えどそんな温い仕事を求めていないのです…

無改造
PSO2 ep4 ベンチ設定 平均25フレームくらい
なぜか PrintScreen キーでキャプチャーすると真っ黒い画面になるのでスマホの写真になっています。

メモリ8GB化
メモリのレイテンシが落ちたらしく速度落ちが起こる

CPUを i7 3770 に換装
平均40フレームくらい。ゲームは無理としても割と立派な結果に。

…まあ、i5 3470T → i7 3770 にするとTDPが35Wから77Wに上がってしまうので、優秀とは言えファンが不安になりますが。
最悪3770のヒートスプレッダを外し(殻割)直接冷やすという最終手段もありますが、ソレは熱で落ちた時に考えましょう。

ファンの取り付けネジ位置。最後のネジはバックカバーを外した後、
ファンの後部を持ち上げるとアクセスできる。


  • で、何に使うの?

SSD も入れ替えて、Linux Mint20 + Blender 3 のレンダリング環境にする予定。
メインのPCがレンダリング中なにもできないのは困るので、スタンドアローンで作業してくれるPCが欲しかったのです(Atom 等では非力すぎますし)が…一晩とかぶん回して放熱大丈夫でしょうか…

2020年4月13日月曜日

春のジャンク祭りその1

ここ最近は部屋の模様替えをやってます。
捨てる物はもっぱら漫画や書籍…東方系の公式本全てと、漫画はクレイモア全巻、
鉄のラインバレル全巻、名探偵シャーリー全巻、ユーベルブラット全巻、レッドアイズ全巻…
レッドアイズは完結してませんが…流石に間延びしすぎたかなあと。
※ちなみに、ヴィンランドサガとバガボンドが当落線上です

あと、Blender の教書。コレは必要がなくなったというか、 Linux に Blender3 系をインストールする方法が見つかったのですが、あまりに操作感覚が違うので、混同しないようにする為に仕方なく捨てた感じです。

そうまでしてスペースを作ったので、次はジャンクで復旧できるものは復旧しようという事になったのですが…


  • サブ Linux マシン VGA 換装

昨年3月に V3900 に換装していましたが、GT1030(2GB) に換装。お値段税込み 6600円、閉鎖前に近所のハードオフで買いました。
V3900 も良いボードで安定はしていたのですが、いかんせんファン音がうるさいのです。
そこでファンレスのコレに交換しました…が。
なぜか LinuxMint XFce では安定動作しません。以前 Quadoro4000 を刺した時もダメでしたし、Mac Book もダメだった事から XFce と nVidia の相性が致命的に悪い という事のようです。
例によって Mint Mate をインストールした所問題なく動くようになりました。



  • ゲーム Windows10 マシン システムドライブ換装

うーん、本当は換装する気は無かったのですが、あまりにも重かったので、ベンチマークソフトで測ったんですよね…
…HDDより重いのでは?
SUPER TALENT の FTM20GK25H という10年くらい前の激安モデル(とは言え数万したハズですが)ですが、流石に重すぎる。
どう見ても基本性能すら出ていない為、どこかが壊れていると見るべきでしょうね。
ちょうど crucial の BX500 (どちらも 120GB モデル)があったので(昨年の正月にあきばおーが2019円とかで売っていた気がする)クローニングする事にしたのですが…KURODATCHI がエラーを吐いてクローニングできない。

AOMI Backupper の無料版でクローン…システムのクローニングは有料デス
…ちなみに無料でできるって記事がやたらヒットしますが、自社で作った行灯記事デス
足元見やがってとは思いましたが、背に腹は代えられないので5000円くらい払って購入。…流石にコピーはうまく行きまして…結果
…そう、SSDの速度ってこうだよね。



  • ゲーム Windows10 マシン CPU を Xenon 換装

私のゲーム用PCはもともと GGXrd rev2 を動かす為の最低限で組んでいて、当初は
ベースマシンが inspiron 660s でメモリを16GBに拡張(要BIOSアップデート)、VGAをGT1030に拡張したものでした。
その後、 Kenshi を始めた事もあってゲームデータ用ドライブを SSD 化したり CPU を i5 3450s →i7 3770 に換装していました。

一般的に Xenon と言えば、早い、電気を食う、値段が高いという力こそパワーなイメージなのですが…実際の所、Xenon は共通の特徴は ECC メモリが使えるという点。そして、一般的な所では多コアな物が多い、上位バージョンではデュアルチャンネルメモリアクセスを超える4チャンネルメモリアクセス等が可能だったりする(同メーカー、同ロットのECCメモリ4枚一組と専用マザーボードが必要等、条件が厳しい)、意外な所だとシングルコアの処理能力が Core i シリーズに劣るなんてのもあります。
Xenon の一般的な用途はサーバーか3D等の画像処理で、どっちも消費電量を気にしない所で使われるので高消費電力設計になりがちですが、サーバーも3D画像処理も、複雑な計算をしているというよりも、単純な計算を途方もない数繰り返している為、上記のような特徴になっています。

…さて、前置きが長くなりましたが、私が i7 3770 から換装した CPU は… Xenon E3 1240 V2 (送料税込み7280円なり)です。
※PCワンズで購入。明記すればボックスではないCPUはメール便になる模様
で、処理能力なんですが…
i7 37770

Xenon E3 1240 V2


2%処理能力が落ちてる?という誤差レベルの能力ダウン。対して TDP は 77W → 69W で省電力化しています。
処理能力が落ちて消費電力が軽くなるというイメージと真逆の結果になります。
正直ほとんどこの2個のCPUに差は無いのですが、最大の差は Xenon には画像処理能力が無いという点。
ゲーム用のPCならビデオボードは必ずつけるので、余計な画像処理能力を省いて消費電力を減らそうという狙いです。

…当然お金をかけて能力も変わらないCPUに換装したのには訳がありまして、それは次回その2にて書きたいと思います。

2020年4月9日木曜日

PC改造(物理)

前回の投稿が何気に100回目だったんですね。
我が埼玉まで非常事態になった昨今ですが、相変わらずジャンクネタです。
と、いっても秋葉まで行くわけにも行きませんし、今回は物理です。

昨年8月にAntecのミニPCケースを無理やり改造(電源を交換し、CDドライブ部を外してスペース確保)して RX570 を載せた話を書きましたが、一つ問題がありました。
RX570 は大型のファンが2個ついているのですが、ケースに全く通気性が無い為、排熱ができなかったのです。
いたしかたなくサイドカバーを外して使っていましたが、流石に埃、そして虫が怖くなった為、サイドカバーを改造する事にしました。

元はこんな感じ、樹脂製の躯体の表裏にアルミ製と思われる化粧版を貼っている模様。



化粧板をはがして、金切りバサミで窓を作った所。

既にベッコベコです…。

化粧板は両面テープで貼り付けてありました。
ドリルで穴開け。ちなみに使ったドリルは「あきばおー」で売っている2000円くらいのインパクトドライバー+ダイソーで購入したドリル刃。
超が付くほどの貧相な道具ですが、案外なんとかなります。ちなみに穴開けにかかった時間は約2時間。

ドリルで開けた穴をニッパーで繋いで、窓を作り、切り口をヤスリがけ。この金ヤスリもダイソー製。案外100円ショップも侮れません。
真似する人間が居るとは思えませんが、一応警告。
PCパーツ類をドリルやヤスリで成型した場合、必ず粉を全て拭き取りましょう。
特に金属粉がPC内部に入ると破損する上、最悪発火します。

そして網を張ります。

この網、やっぱりダイソーのメッシュ小物入れから切り出したもの。


で、表の化粧板を張り直して完成。


…夏休みの工作感…

実際に装着してみるとこんな感じ。

…不格好だけど、通気性は確保しているから良しとしておこう…。
ちなみに、両サイドで加工時間は延べ10時間。
休日2日分以上。…うーん、無駄じゃないけど、お金があったらケース買いますよね…ハイ。