2025年11月1日土曜日

先日壊れたPCに変わりまして

MS Office を入れる予定だった機械がダメになり、その次を物色…本当はイオシスで売られている Lenovo X1 13 Gen1 の 32GB 版のDランク品を狙っていたのですが…
外観不良品は売り切れて、画面不良品ばかりだったので断念。在れば Ryzen 5 3世代の品が3万円で手に入り、ゲーミングでもPS2クラスのゲームは動いてよかったのですが、とん挫。

失意のまま OraOra で見つけたのがこちら
11世代の Core i5 を積んだ Latitude 7420。2 in 1 じゃないのに無駄にタッチパネルだったりする不思議なノートですが、メモリも 16GB あり、十分です。
甥っ子にあげた奴も含めて今年で3台目の Latitude になりますね。ちなみに1台目の Celeron はバリバリ現役で、枕元でプログラミングする際に使ってます。
なにより最近 AMD に偏っていたので intel 系も欲しいとは思っていたしそれが11世代なら望外です。

9~14世代の intel Core i では12世代のみアタリという風潮だが
intel の Core i シリーズは1~14世代あって、1~3までは劇的に成長してました。
以後ブランド力に胡坐をかいて性能が10%前後しか上がらない牛歩成長を繰り返し、本来なら「大して性能が上がらないなら買い替えなくて良いか」と思わせる所(というか、コレが第二世代を使い続けるサンディーおじさんの始まり)ですが、2世代に1回くらいのハイペースでソケット形状を変えて無理やり買い替え需要を作る戦略に出ていました。
8世代の終わりころに競合の AMD が Ryzen を発表、価格対比で全く太刀打ちできず、10世代でいきなりコア数を倍増させて今まで手を抜いていた事が露呈。
それでも勝るのはシングルコアくらいでゲーミングでは圧倒的に負けていたので、iGPU に IrisXe を11世代で投入。
そして12世代ではエコ駆動ができるEコアと高速動作ができるPコアを混載する事で作業内容によってコアに仕事を割り振って効率化する「ハイブリッドアーキテクチャ」を投入。
13、14世代は…新機能というよりも、自身の判断ミスで無茶な駆動をするバグがありCPUが焼けてしまう「焼身自殺バグ」がある事が有名で Intel Core i ブランドに致命的な打撃を与え、以後は15世代ではなく Core Ultra になっていきました。
…こうして振り返ると10~12世代の成長の速さに対して3~9世代は寝てたんじゃないかってくらい成長しておらず、AMD にケツを叩かれていなかったらどうなったんだろう?という気すらしてきますが、一番マシなのが12世代というのが一般論…らしいです。

ではなぜ11世代?
12世代以降に入る「ハイブリッドアーキテクチャ」はどっちのコアを使うかのスケジューリングを「 Windows と連携して行う」とあります。
一応しばらくの間は Windows11 の MS Office 用パソコンとして使用する予定ですが、ゆくゆくは Linux をインストールしようと考えているので、このスケジューリングを Linux がどの程度できるのか懐疑的だったりします。
ならば、シンプルに iGPU が強化されただけの11世代の方が問題が起きずらいだろう、という考えで11世代を選んでいます。

で、このPCのちょっと面白かった所
価格は2割引きで33600円だったのですが…裏面。
本来、不具合箇所が書かれているラベルに「目玉商品!」…見た瞬間笑いました。
実際表面の樹脂加工が溶けかかっている事以外は問題がありません…というかこの手の表面が溶ける不具合って Lenovo にありがちですが Dell でもあるんですね。
今すぐ LMDE7 をインストールしたい気持ちを抑えつつ使っていこうと思います。

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