狙い目は Core i5-10210U 版と Ryzen 5 5300U 版ですね。いずれも50%以上の値引きと言う価格設定。
「定価を盛ってるんでしょ?」とは思われますが、それでも定価で10万円は下らないスペックですからこの値段はすごい。
なぜゆえこんなに安いのか…は良くは解りませんが、見た感じだけで書くならキーボードモジュールの共通化でしょうね。
14、15インチ版のキーボードモジュールが共通な上で、本体のキーボードを通す穴の形が英語と日本語(恐らく全世界)で共通です。
つまり、他の地域でダブった在庫にキーボードを差し替えての販売が容易ですし、情勢に合わせて最も生産価格の安い国で生産した本体に各国でキーボードモジュールを載せれば良いわけです。
ただまあ、店頭でキーボードを触ると解るのですが、日本語版のキーボードはよりにもよって Enter キーの打ちやすさが犠牲になっています。
それにしても安いです。Ryzen 5 5300U 版が 55660 円でキャッシュバック1万円。CPUとメモリとSSDとOSの値段を足すとマイナスになる気がするのですがどんな魔法があるんやら。
ついでにメモリ8GB版はすべて「オンボード4GB」と書かれています。恐らくデュアルチャンネルメモリを載せていてメモリ回りも不安が無い。
…となると粗を探したくなるもの。先ず言えるのは重量で、同クラスの製品に対して400g程重い1.65Kg。多分分解したら本体の2/3くらいバッテリーなんじゃないでしょうか。
次に心配なのはヒンジ。近年の Lenovo でも失敗作の部類に入る Edge E130 の問題点ですが、2in1 で一番壊れてはいけない部分がちゃんと剛性を確保しているかどうか?が気になる所。
- では、買うのか?
欲しいけど様子見、というのが現状。金銭的に厳しいのもありますが、買っとかないと損をするレベルの価格設定ではあります。少なくとも中古の 2in1 パソコンは選択肢から全て削除できるレベルの値段です。
…ぶっちゃけた話、自社で性能が被っている ThinkPadL390 YOGA が倍以上の値段がついていていて、どう考えてもコレ売れないだろうと心配になるレベル
が、上記の問題に加えて、私が 2in1 を使うシチュエーションは「出先で Blender を使う時」であり、OSが Linux Mint なんです。
なので、半年ほど待って「中古OSなし」の出物を待とうかな?という所です。
もちろん、そんな特殊な使い方をしない方や、とりあえず「趣味の絵かきにも使えそうなパソコンを探している方」ははっきりと買いだと思います。
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