人間の指は開くと外側に、閉じると内側に集まるものでして、コレを表現するために指に捻じれ(ロール値)を入れていました。
※黄色の線のように指にロール値を入れて、赤線のように開閉するように調整している
ただ、左右反転を行うにあたってロール値が入っているといろいろと面倒なのでロール値を全て0にリセット、ロール値を前提としてた指の動きがおかしくなった所が前回までのお話。
先ず最初の作業として、各指の第一関節を直接角度を入力する方法から、ターゲット追従型に変えました。
※指の先端の先に見えるのがターゲット
で、次に人差し指、薬指、小指に関しては掌の中にある第一関節の根元の骨「中手骨」を追加。さらに中手骨のわずかな開閉を行う「骨間筋」を作り、中手骨を動かす事にしました。
骨間筋の収縮は各指先の先端が開閉方向に動いたときにストレッチするボーンを作りココから係数をとっています。
…とは言え本当にわずかにしか中手骨は開閉しませんが。
中手骨が八の字から平行になっていくのが判るでしょうか?
親指の付け根に肉が足りないような気もしますが、ほぼ指の隙間が無く拳が握れています。
ひとまずこれにて拳は一旦〆として次に行こうと思います。
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