2021年1月20日水曜日

Vivo Book Flip14 TM420IA を開けてみた。

いや、流石に9万円以上もする新品を開けるのは怖いですね。保障から外れちゃうし。壊れたら泣くに泣けないし。とは言え、開けなくてはいけないのです。ジャンクバカの魂的な話…も3割くらいは有るんですけどね。
Vivo Book Flip14 には要らない物が一つある。そう、Windows10 です。
なら Linux で上書きすれば良いだろって話なのですが、後々必要になっても困るので SSD を載せ替える事にしました。ちょうど、以前組んだゲーム用PCで認識できなかった NVMe SSD があったので、こいつに換装して Linux Mint をインストールします…

  • まずは背面。
備忘録ですから、コレは覚えておかなくては…
水色で示した部分が短いネジ、黄色で示した部分が長いネジだったハズ。全部が一緒ではなかったんですよね。
ちなみに底板はプラスチックというかポリカーボネートのようです。※公式でアルミ製とされているようです。

  • 開けてみる。
まず目につくのはでっかい冷却ファン。
Ryzen を冷やすならこれくらいデカいファンは必須です。若干ヒートパイプが長すぎる気がしないでもないですが。
またこの排気ファンは左側面(向かっては右側)に排熱する為、左側面のインターフェースがUSB2.0の1個のみになってしまいました。
逆に右側には3.0等もついているのですが…前回書いた怪しい激安中華ノートのように左に3.0、右に2.0の方が正解です。
右に繋げたいのは低速でも構わないマウスやゲームパットであり、左手側には高速アクセスが必要な記憶デバイス系を繋ぎたいですからね。
又、右にHDMIや電源端子もありますが、マウスの邪魔になるのでコレも左が正解。
という訳で、ファンの配置の為に相当操作性を犠牲にしてしまった感じです。ここらの設計は見直して欲しい所。…というか、他のメーカーは当然と言うか後方に排熱してますよね。

  • バッテリーは中国製
いや、ほとんどのパーツは中国製なのですが、中国語、英語、日本語、ハングルが並びますが、とどのつまり中国製です。
まあ、いつも書きますが爆発しなければ良いデス。

  • SSDはキングストン
上の全体像でバッテリーの上にあった銀色の四角い一角。これは基盤についているクリップに留められている放熱シールドでして、これを外すと…
中から目当てのSSDと更にシールドされたメモリが出てきます。

あと、ネジや端子がちゃんと組み付けてあるかを赤マジックで人の手でチェックしているのは偉いと思うのですが、端子にインクが載ってしまっているのは大丈夫なんでしょうか…

  • メモリはサムスン製
さて、メモリのシールドをとっ外すとなんとDIMMスロットにメモリが刺さっていました。
刺さっていたのは4GBのサムスン製メモリ。裏面にさらにスロットがあるのか、ボード直付けかは解らなかった(これ以上分解するのは流石に怖い)のですが、コレを8Gや16Gに交換する事はできそうです。ただ、そうしたとしてもデュアルチャンネルで動作するのは8GBまでで、余剰分はシングルチャンネル動作をする為、設定できるのならばシングルチャンネル分はメモリディスク等に割り当てたいですね。

さて、現在はSSDの組み換えも済み、画像は載せていませんが LinuxMint20.1 のインストールも完了しました。起動させると8コア8スレッド中なんのアプリも起動しなければ4スレッドが休眠に入るほどパワーに余裕があります。

又、取り外す時にうっかり元のSSDに傷を入れてしまいました…多分動くと思うけど…まあ今後 Windows を使う事はあるまい。

未だに Blender のアドオン移植が上手く行っていない関係でほとんど使用できていないのですよね。本当は正月休みに使う為に値下がりを年末ぎりぎりまで待って購入したのに。早くモデリングに使いたいものです。

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