- 実は１カ月前に ROG Flow X13 (2022) を中古で購入していたのですよ。
本当は仕事の休み時間にモデリングをしようと思っていたのですが、そもそも休み時間というものが幻想だった為、無用となり放置されていました。
尚、この機種を買ったため、購入後碌に使われていなかった VivoBook と Yoga260 は甥っ子にあげました。
で、SSD を交換して Linux を入れるのですが…まずびっくりするのがこの基本スペック。
メモリが１６ＧＢなのですが、４ＧＢを４枚実装で積んでいます。そして短い M.2 2242 規格の SSD を乗っけているのですが… PCIe4.0 x4 規格！。
載せ替え用の SSD はとんでもない価格になるので、抜き取り品の PCIe3.0 x4 の物と交換しました。これだって十分早いのですが、なんとデグレードになります。
そしてなにより目玉は NVIDIA の RTX3050 4GB が実装されている事ですね。実際に使うと凄い勢いで電池を食うらしいですが。
で、当初ＬＭＤＥ５を入れたのですが、NVIDIA のドライバが入れられなかったのですよ。ここら辺の話は以前 SurfaceBook の時に書いていました…というか、アレが今回の予行練習だったのですよ。
で、素直に Linux Mint Mate 21.2 をインストールしてみた所、酷いバグが出ました。
- 最新技術を積んだマシンに Linux を入れると良くある地獄の数々
なんとカーソルが８秒に一回止まります。マウスカーソルだけをひたすら動かしていると、８秒後に止まります。
で、クリックやキーボード入力、画面がなにかしらの（カーソル以外の）再描画を行った際にカーソルを動かせるようになります。
LMDE5 ではこの症状が出ない事から Debian には無く Ubuntu で余計な機能を載せてこけた可能性が高いようです。
で、LMDE5 と Mint の lsmod の内容を比較してみてヤバそうだと思われるのが
i2c_hid_acpi
LMDE5 に無くて Mint に存在するサービスです。
切り離そうと initramfs を試みたのですが…
今度は amdgpu がやらかして実行できません。NvidiaGPU 搭載機の足を AMDGPU が引っ張るのが味わい深いのですが、流石に８秒に一回もカーソルが止まったら使い物になりません。
どうにか解決できないものか…
…ん？
画面がなにかしらの再描画を行った際に？
時計の設定で秒を表示にしてみたら、普通に動作するようになりました。
ＨＩＤ系の電源管理にバグがあるのは間違いないのですが、こんな力業でどうにかなるとは…病気を抱えたままですが、ひとまずこのまま使おうと思います。
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