2024年9月25日水曜日

イベント終了

もはや面白かったか?や今後何を求めたいか?等は書きません。

  • 艦これはいつまで続くのか
以前、今年の8月15日で終了するのでは?と書きましたが、これは回避されました。
私はアニメの失敗分の負債を抱え込んで終了すると考えていましたが、アレは失敗では無いという判断なのでしょう。
円盤売り上げはかなり悪いですが最低というほどでは無く、オフイベの物販で捌いたのでは無いかと思われます。そもそも近年のアニメ円盤は4桁以下の争いになっていますし。

  • では、少なくともいつまでは続くのか?
ウエストバージニアと信濃の実装を行うならイベント2回分、つまり1年以上は続くのかなと。
C2は来年新ゲームを出すとしています。とは言え、メンテナンスの終了時間も95%以上守れないこの会社が無事に開発を終える事はありません。数年は延長するでしょうが、その開発を支えるのも艦これからの資金となり、近年の課金圧の強さも納得です。
又、恐らく艦これからなんらかの形で新ゲームにいくらかのキャラクターが移籍すると思われます。昔の進撃のバハムート等、ゲーム間のキャラ移籍は割とある話ですし、C2の完全新作なんて爆死が見えています、付加価値をつけるならこれ以上の手段がありません。

  • 運営は何を求めていないのか
恐らく、新規ユーザーと復帰ユーザーを求めて居ません。
普通のソシャゲーならサービスイン半年辺りから復帰者ボーナスがついたりします。サービスイン時に大きく増えたユーザーが一気に減り、安定を始めるのがその時期だからです。
サービスイン時のユーザー数はID転売業者がBOTで育てたIDを転売する目的で大量取得するため正直アテにならず、安定期に課金ユーザーが減り始めてからテコ入れをする訳です。
…が、このゲームは特定ユーザーにアイテムを配る機能は在る(ランカー報酬等)にも関わらず、復帰者や新規に何かを配ったという事がありません。
新規ユーザーが課金を始めるのは通常、初期の取得枠である100隻を越えてから(現在は課金で540隻積み増し可、10隻分/1000円:年課金額が5000円なら確かに安いが…)である事と、復帰ユーザーの復帰の動機が「他のゲームに疲れた」「休眠IDの様子見」…そして「悪い噂を聞きつけて」と言った所。課金ユーザーになってくれる見込みが薄いという判断でしょう。

  • 運営は何を求めているのか
これはズバリ今回の私のように「不満を言いながら重課金するユーザー」でしょう。
一応書くと今回のイベント期間中の課金額は約6万円でした。女神、まみいら課金は無く、指輪や拡張の課金は「価値が解っているうえで購入した」ので不満は無いですし、E3掘りで消費した資材の充填の課金は「欲しい艦があったので課金した」為致し方無かったとは思います。
…が、E5-5。この1ゲージだけで資材課金4万円は「苦痛から逃れる為の課金」でしか無いです。「ゲームの苦痛から逃れる為に課金する」という思考は明らかに論理的では無く「ゲームから離れる」が正解である事は明白です。
じゃあ、そうでは無い人間は?これを表す的確な言葉が一つ、つまり「中毒者」ですね。

13年から始まったサービスで2期に移行したのは18年。現在が24年ですから普通に考えれば3期に移行する時期ですがその動きはありません。
ユーザーの拡大を考えていないという事は、次のゲームにユーザーを移行させてサービス終了の流れでしょう。終了するならユーザー数は少ない方が都合が良い事は間違いありません。そうなると運営にとって最も都合の良いユーザーは
「ゲームに不満を持って、サービス終了に抵抗が無い」
「終了までの間を高額課金で支えてくれる」
「少数のユーザー」
となる訳で、ここ最近のイベントは純度の高い中毒者の抽出であり、想定通りの不満の声が上がっても無視を続けている、といった所ではないでしょうか?

  • 今イベの感想
…まず、前段と後段では全く評価が異なります。
前段
こちらは、これまでの「これくしょん」が報われる正しいイベントだったと思われます。ただ、これまでのブログの通りLv1の艦をいきなり実戦投入してあの戦果ですから、育てゲーとしてそれで良かったのか?と思わなくも無かったです。
又、ドロップ艦もそれなりに充実していたため、取り逃した艦があった人には助けになったと思われます。
ただ、今回から報酬に加わった「海外艦最新技術」これは「試製甲板カタパルト」の焼き直しです。年に2回程度しか実装されない海外艦の改二に取得制限をかけるアイテムを背負わせてどうするというのでしょう?
まとめるならば、前段は「持っててよかった」を実感できるイベントだったと思います。

後段
丁で駆け抜けたのでE4はあまり印象が無いのですが、それでもこれは丁の難易度では無いと思いました。と、言うか友軍前提のイベント作りをしているのに、友軍が来ないボス前にやたら厳しい艦隊を置きすぎています。
又、今回「夜間熟練搭乗員」も登場しましたが…これ、ベースとなる夜偵や天山を作るのも大変で事実上エンドコンテンツですよね。
まあ、川内改二実装から夜偵が1種のみという状況を数年放置した後、急に夜間戦闘装備を充実し始めましたが、正直ついてこれているユーザーが少なく、夜戦重視はここ最近ではありません。というか1期の最後にあった払暁戦って復活しないんですかね、アレ演出的にも良い戦闘だと思うのですが。

※公式発表でE4の最多突破難易度が「丁」と発表されました
恐らく艦これ史上初の出来事で、最多が丙だった事もなかったハズです。
全ての掘りが終った後、運試しでE4-3を丁で6周ほど回ってみまして、釣果は海防艦1隻だったのですが…最終友軍はCI率9割越えの無茶苦茶な戦闘力を見せつけて行きました。それでもこの突破率だったんですね。
「夜間熟練搭乗員」がオーパーツ化しそうです。

そしてE5
私はE4で丁を選んだので大ハマりしたのがこのステージでした。イベント開始から1カ月で前段、その後2日でE4丁を攻略し、E5-1~4を1週間、E5-5で2週間かかっています。
援軍で調整できないボス前に毎度毎度なんでこんな艦隊置いてるんだ?
という、理不尽通り越したひどい構成です。いや、E4も丙以上の難易度なら似たようなものなんですが。
イベント最終日の前日までの時点でほぼ演習相手は「元帥」でしたが、LEXを見かける確率は2割程。毎度のように運営の発表では9割以上が攻略したって事になるのでしょうが、百一号の時よりも見かけない気がするのは気のせいでは無いでしょう。
…というか、社員さんは攻略できたのか?

※公式発表によればLEXを取得したユーザーはE1に1度でも挑んだユーザーの2/3とされています。アクティブユーザーが20万を割っているであろう現状でコレでは所持者は5万人いないのでは?

  • これからのイベント対策
…というか、数年前からそうですが「艦対空」です。空母同士が艦載機で殴り合う「空対空」では無く航空機は対空装備で迎え撃つ時代であり、なんなら機銃側の方がやや有利だったりします。
この為にやらねばならない事が幾つか

1.1艦隊に1隻は秋月型改以上かアトランタを入れる

2.空母、航空巡洋、航空戦艦用に対空装備を量産
具体的にはコレ
と空母以外には両用電探。
お勧めはコレで、秋月型の改と最上型にかなり大きなボーナスが入る。

3.基地航空隊は相手を選ぶ
今回のイベではE4やE5のラスボスはあからさまに対空が強すぎてここに基地航空隊を放り込むのは得策ではありませんでした。逆にあからさまに対空力が無い水雷戦隊など「ここに放り込め」と誘っているマスも散見されました(…が、5-5のZマスなど、本来ここに放り込むのが正解なハズなのにダメージ出ないんですよね)

4.どうせ枯れるなら艦戦しか積まない
…これも数年前からやってますね

まあ、ここまでやってもスタートラインかも怪しいですが。
日本の末期を再現する為に、艦載機無しで空母艦隊に突撃する。夜戦しか勝機の無い状況…を再現する為に運営が準備しているのは解るのですが流石に間延びし過ぎて居るかなと。

  • 総評
前段は努力が報いられるタイプのイベント。頑張ってて良かったよねって内容ではありました。
後段は運営すら制御できないゲテモノ。毎度、テストプレーをしていないのですが、これまではボスマスにとんでもない友軍を送ればとりあえずなんとかなっていました。本イベは「ボス前が難所」という救いようが無いステージが多すぎました。
結局自力で抜けるしかなく、提督方にできる方策は「早く見切りを付けて難易度を落す」くらいしかありません。
これで不満がでない訳もないですし、運営も突破率をブーストする事ができません(実は1期イベントでは「〇×撤退中」という艦隊名に差し変ってイベント途中で敵艦隊を弱体化させた事があるのですが、今の運営にそんな柔軟な対応はできません)。
恐らく、次のイベントあたりでレキシントンはドロップ落ちするでしょうけど、それで良いとはならないですよね。

ゲーム内容的には新たに追加した要素は無く、「海外艦最新技術」と「夜間熟練搭乗員」という、延命装置が追加されただけです。
過去の最悪な要素である、後方軽空母、レーダー射撃といった一方的に殴られるだけのマスを排した所を見るに、一応リサーチはしているようですが、後段は攻略できる事を実際にプレーして確認した上で実装しているのか甚だ疑問です。
卑怯な手を使って無傷で殴ってくる敵も大概ですが、シンプルに強く突破率が1割を下回る「ボス前」が多発した本イベント、どちらがユーザー数を効率よく減らせられるのでしょうね?

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