…今年壊れたパソコンってこれで5台目だったっけ…
中古で購入して、すぐに液晶が壊れ、モニターを取り外してメール受け取りマシンとして使用していましたが…
乗っけていたOSが Linux Mint 19 で来年保守期限が切れる為、OSの載せ替えを行っていたのですが、その際にハーネスを破損したのですよ。
いや、不注意でハーネスを切ったのだろ、と言われると思いますが…
ガイドの接着が外れた
本来はこんなのが付いているのですが…
…こんなに脆い部材は初めて見ましたよ。液晶も相当に適当なシロモノでしたが部材迄このレベルとは。
で、このハーネスは音量ボタン用だったので、まあ無くても良いだろ…と思ったのですが。
このボタン。
コレ、VAIO独自のUEFIを起動するボタンらしいのですよ。コレにもハーネスが繋がっていたのですが…
つまり、コレを押せないとUSBメモリからの起動設定もできません。
ギリ起動はしますが、23年に保守期限を迎えるOSを更新できないというありさま。という訳で廃棄決定。
…一般的なノートパソコンの場合、たとえキーボードが反応しなくなった場合でも、USBキーボードを接続して、起動時に「DEL」「ESC」「F1」「F2」「F10」辺りを連打していればBIOSかUEFIが立ち上がってどうにかなるものですが、この機体は余計な追加機能が邪魔をして対処法ができません。
又、この機体は以前も書いたのですがゴム足の裏等に「隠しネジ」を大量に使って分解し辛くしています。
なんならスピーカーカバーの裏にも隠す徹底ぶり。
尋常ではなく脆い部材。やたらに保守性の悪いネジの配置。余計な機能追加。
実は発売後数ヶ月でリコールを起こしていたりします。そして発売からほぼ1年後、VAIOはSONYから切り離されていたりします。
なんというか、最期のSONY VAIOを象徴するような大失敗作だったんじゃないですかね。
ちなみにメールのデータはバックアップをとってあったので、以前書いた記事を参考にEPSON Endevorに移植しました。
こちらのスペックは AMD E2-1800 APU という2012年製の骨董品であり、対抗馬の Intel 製品は Celeron N3050 という携帯ゲーム機以下の性能だったりします。
まあ、地味に AMD APU はサンダーバード世代以降は全てネイティブ 64Bit であり細工無しに 64Bit Linux が載るという長所があるんですけどね。
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