いや、面白いですがね。本編の九十九の話も一段落つきましたし、そろそろ始祖の陸奥の話を読みたいかなあと。
で、何年か前にも「漫画の予想は絶対黒歴史になる」と書いていますが性懲りもなく。
予想してみようと思うのですよ、陸奥の始祖を。
- 先ず始祖の陸奥って何者?
まあ、恐らく陸奥の国の腕自慢でしょうね。千年前が陸奥の国って地名だったかは歴史に詳しくないので解らないのですが。
で、ここが重要なのですが、初代という事は最初で最後の「敗北が赦されている陸奥」な訳ですよ、なんせその後が不敗なら千年不敗も可能なわけで。
- では始祖の敵役は?
これは簡単。「神」一択。なんせ歴代が「神に挑み続ける鬼(もしくは修羅)の一族」って自称してますし。
- じゃあ相手が神だとして何が凄いのさ
これも予想がつくのですよ、少なくとも「四門」を開いて四神を見せたであろうことは間違いない。
- いや、矛盾が無いかって?
陸奥が不破北斗と戦った際に、不破の奥義神威を食らってから立ち上がった後「陸奥にも不破の知らぬ技がある」と言っています。
不破の奥義「神威」は1600年代に不破が陸奥と分派した後に編み出された技だと思われます。
それなら「四門」の成立時期も同時期では無いか?
確かに1600年代までは同じ技を継いでいた訳ですが、陸奥にあって不破に無いものを考える必要があるかなと。
陸奥にあって不破に無いもの…それは当然、陸奥の正当後継者。
四門は圓明流の奥義の上にあるものの総称とされているのですから、正当後継者のみに継がれていても不思議はないかなと。
…その割に陸奥信玄が初対面のクラウザーさんにあっさり教えているのはご愛敬。
- そして、陸奥圓明流最大の矛盾
陸奥九十九が修羅の門2部で初めて四門を開き四神朱雀を見せた際、先代のの陸奥信玄が「つかえた者は誰もおらぬ幻の秘技」と言っていました。
この爺様が記憶違いをしていなければ、使えたものを知らないほどの奥義を初見で理解しています。
恐らく肉体言語と口伝で技を継いでいると思われる圓明流の一族。
使えたものが居ない以上口伝のみで伝えられたのでしょうが、これが一族の妄想の産物で無いとしたら陸奥以外の誰かがこの技を陸奥に見せたことになります。
すなわち、初代陸奥が神との対戦で見せられた技がこの四神ではないのかと。
けっこう凄まじい話で、本編で九十九は四神全てを使ってみせたのですが、始祖は「全てを食らってみせた」…最低でも全てを目撃した事になります。
意外にも九十九が最初に見せた朱雀以外は対戦相手を即死させた事が無い四神ですが、だからと言って全てを食らって無事なはずがありません。
…白虎意外は頭部と脛骨を破壊しにくる殺人技ですし。
始祖は「神」が四神を使う現場をひたすら目撃し続けた追っかけか、それとも全てをその身で受け続けたタフガイか?
そして始祖は陸奥の最初で最後の敗者なのか?
妄想すると楽しいのですよね、それだけにやるなら丁寧に作って欲しいとも思うのですが。
そして、もし「神」が居るなら互角に戦える者も居るのですよ。
当然、全ての門を開けた漢、陸奥九十九。
やるとなれば「第参門」になってしまうでしょうが。
- …実はこの予測にもガバがありまして
四門は陸奥の正当後継者のみに継がれるから不破は知らなかった…と予測したのですが、
実は第弐門の最後に、不破一族でなおかつ不破の後継者ですらなかった現が初見の四神「青龍」を見抜いているんですよね…
なにはともあれ、読んでみたい話なんですよねえ。
追記
割とあっさり終わった金太郎編。金太郎だからマサカリなのね、というオチはさておき…
(斧鉞は相撲に関わりのある人物だと必ずフィニッシュに使われていて、これで3回目という皆勤賞)
次は安倍晴明編ですが…修羅の門本編が1990年代だったハズなので、この平安時代編って、初代かはともかく、「不敗がはじまる頃の陸奥」の話なのでは?と思いましたね。
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