はい。実はあれから3日程でできていたのですが、その後に自動マウントしたドライブを Steam のドライブとして認識させるところでだいぶ躓きまして。更新していませんでした。
LMDE7 に純正ビデオドライバを入れると起動時に CUI になってしまう問題
はい。これは LightDM というログイン画面(ディスプレイマネージャ)が原因です。
で、これを GDM3 というソフトに置き換えれば起動するようになります。
…まあ、これ自体はどこにでも書かれている内容なのですが、なんかコマンドラインが大好きな人の記事が多いのですよねえ…というわけでコマンドラインを最低限に留めた備忘録です。
0.とりあえずクリーンインストール
インストール後のアップデートはひとまずやっておく。
※この時点では Nvidia の純正ドライバーの代わりに nouveau が入っているため普通に起動できる。
1.GDM3 をインストール
「ソフトウェアマネージャー」から Gdm3 をインストールする。
インストールする際に、gdm3 と LightDM のどちらをデフォルトにするか聞かれるので Gdm3 を選択。
2.起動画面を確認
こんな感じの起動画面になっていたら OK
3.LightDM をアンインストール
「ソフトウェアマネージャー」から LightDM をアンインストールする。
やらなくても良いが万が一にも起動させないようにしたいので念の為。
4.ドライバインストール
ひとまず、コマンドラインで lsmod を打ってみて nouveau がビデオドライバーに使われている事を確認しておきましょう。
その後、「ソフトウェアマネージャー」から Nvidia-settings をインストールする。
5.確認
再起動が無事にできて、 lsmod を流したあとにビデオドライバーから nouveau が消えて nvidia 系のドライバーが入っていれば成功です。
散々つまった Steam のドライブ追加
Steam にローカルドライブ以外の追加記憶装置にゲームをインストールする場合、
設定→ストレージを選択した後、デフォルトでローカルドライブとなっている項目の横のVを押してタブを開き「ドライブを追加」を選択します。
「ドライブを追加」という名前自体が罠で、実際はフォルダーを選択するのですが…
このフォルダ、ユーザーが所有権を持っていて入出力及び、実行可能属性を持っていないと何回追加の操作をしても追加されません。
自動起動の失敗談
Linux の自動マウントの仕方はいくらでもネット上にあるので詳しくは書きませんが、私は自動マウントの設定ファイル /etc/fstab の追加を以下のように書きました
UUID=XXXX /media/games ext4 defaults 0 2
最終的にはこれで正解だったのですが、何度も失敗しまして。
まず、凡ミスが
default
とパラメータを記述して起動しなくなりました(最後の s が抜けている)。うーんせめてマウント不良で起動だけはしてくれないものか。また、パラメータを user にしても駄目でした。これは実行不可能属性がつくため…なのですが、名前から動作が想像つかなさすぎる…
あとは、追加したドライブの直下にゲームで使用するフォルダを作り、 chown で所有者を root からユーザーに変え、親フォルダを右クリックして root 権限で入り直して、ゲームで使用するフォルダを右クリック→プロパティー→パーミッションからすべてのアクセス権を持たせれば追加が可能になるはずです。
…うーん長かった。
ちなみに
追加した後で GGST をインストールしてみましたが…うーん?別段 Ryzen7 8700G と大して変わらないですね(セルレンダリングのアウトラインがノイジーなのはスペックゆえかと思っていましたが別に変わらなかったですね)。レイトレーシングがシビアに使われるようなゲームじゃないと変化ないのでしょうか?
とりあえず、そこそこのヘビー級ゲームでも遊べる環境はできましたが…そんなゲーム遊ぶ時間もお金も無いという。いつか役に立つ日がくるのですかね?





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