先日ここ数年の壊れたPCを廃棄していて、ふとコレも廃棄できないかな?と思った古いPCがありまして。
はい、コレ大昔のキューブPCです。※ちなみに電源入れたら普通に稼働しました
スペックですが、デスクトップにしては珍しい Pentium M そして DDR 2GB。入っているOSは Windows2000 。
※現在はほぼ存在しないプリンタケーブルやサウンド用光通信ケーブルソケット、丸ソケットのマウス、キーボード類等がある。如何にUSB端子の普及が画期的だったかが解る。
ゲーム業界を辞める数年前…リーマンショックのちょっと前に購入、2010年くらいまで使ってました。
ちなみにこれの後継は2019年に壊れたコレ。なぜゆえこんなものが残っているのか?と言えば当然割と貴重なデータが入っているから…というのもあるのですが、HDDが500GBのPATAだったんですよ。
2010年辺りはまだSSDは出始めで普通に16GBとかが売られていた時代です。当然500GBなんてSSD化できません。このため移植とかが出来なかったので、コレの次の時は新規にマシンを用意する事になったのでした。
で、現在
現在高騰中とはいえ512GBのSSDなら購入できなくはない値段になっています。
そして、時間があるのですから…時間があるうちに移植してしまおうと実行に移しました。
※つくづく2月にやっておけば良かったと思いましたが…
前回の廃棄で母艦用の EliteBook さんは廃棄してしまいましたので、新規のSATA操作母艦は Ryzen7 のゲーム用 Linux マシンへ…正直ちょっと怖いですが。
※ケースを開けずにSATA接続する為のコネクタ群
そしてPATAの方はこんなコネクタセットを買ってきましてリムーバブルUSBドライブ化。USB2.0のHDD→SATA3のSSDという形でDDコマンドを使って移植してみましたが…おおよそ100GBあたり1時間かかりますね。ちなみにSATAの1.8TBをゼロ埋め処理するとおおよそ1日かかるのでUSB2.0がボトルネックという訳でも無いようです。
移植先
当初家に2台ある Epson Endeavor のうち NB51E に移植していたのですが…動作自体はしたのですが、ビデオドライバーがなかったのですよ。
そもそも90年代後半ってCPUにビデオ機能を内蔵するという概念がまだほとんどなくて、外部にビデオボードを着けるか「マザーボードに内蔵されている」かという時代でした。
このため、AMD E2-1800 APU 内蔵 Radeon HD 7340 の Windows2000 で使えるドライバーが無かったんですよね。
ちなみに Windows2000 は WindowsXP 用のドライバーでも動く事が結構ありますが XP 用のドライバもありませんでした。
で、結局
Epson Endeavor NP11 へ移植。入っている CPU は Atom 系の始祖 Atom 230。そもそも Atom 系が数年前に滅んでいる辺りが歴史を感じますが、この機体はマザボに SiS 製のビデオを積んでいて XP 用のドライバが拾えたのでなんとか動きました。
黒歴史
その昔「私が死んだらHDDを確実に破壊してくれ」というネタがありました。最近はコンシューマ市場から消え始めているHDDですが、ストレージの中身は大抵黒歴史化する為そう言われていました。
15年ぶりに起動した Win2000 環境は…(スクショは撮りませんお察しください)
- とりあえずコントロールパネルが開きやすいのが助かる
いや、本当に。昔の方が簡単に開ける。現在とメンテ用のソフトの開き方がだいぶ違います。マイクロソフトが意図的に判り辛くしているのではないか?と疑うレベルで変わってますね。
- 一応、東方紅魔郷が開いた
現在のPCでは起動しないんでしたっけね。いつぞや書きましたが私は地霊殿のEX攻略中に当時愛用していたセガパッドが壊れた事をきっかけに東方系を引退しました。流石に今やったら全く操作はできないでしょうが懐かしくなりましたね。ちなみに紅魔郷EXはギリギリクリアしてました。
最近ではアーケードゲーになっていたり、アキバで新グロモントとコラボしていたり?当時も人気はありましたがエライ発展しましたね、東方。
- 大量にある同人ソフト
…そういう時代だったんだなあ。
- 今は亡きホームページビルダー
以前昔のホームページは消えてデータ復旧もできないと書いていましたが作っていた環境は見つかりました。ソフトの履歴に入っていたファイルはNAS…というか当時使っていた玄箱にリンクされていた為サルベージできず仕舞いでした。
※ちなみに玄箱は標準では古いプロトコルの Samba を使っていた為、現在の Windows では接続できなくなっています…いずれ玄箱のサルベージも行わないといけないのでしょうかね…
- なぜか入っていた Python2.6
あれ?私が Python を勉強し始めたのは 2015 年で Python3 系移行時期にかぶって混乱したと記憶していたのですが、なぜ 2010 年の機体に入ってるのか?
- Blender2.4 が入っていた
そうです、この時期に Blender をはじめていたのです。そして割と黒歴史な呪物…というか、最近まで現在作っているモデルが人体モデルの3体目だと思っていたのですが実は4体目で1体目はこの時に作っていたのですよ。しかも動画にアップしてました…えぇ。
驚いたのはそのスピード感。なんとこのモデル、服も着ている上でバージョン29で完成しています。今見るとリギングとかめちゃくちゃですし、骨格もエライ事になってますが。
ちなみにこの間、肩甲骨までリギングした簡易骨格モデルのバージョンは47。どんな勢いで作っていたのか…というか六角大王でモデリングしていた時の勢いそのままなんでしょうね。若い時の勢いって恐ろしいなあ。
もう一つ驚くのはこんな貧弱なマシンで良く動画作れたなという事。能力的には Atom 330 と同格程度(Pentium M は 1C/1T Atom330 は 2C/4T)なのによくやったなと。ただ、この当時の Blender2.4 系は raspberry pi で駆動するレベルの超軽量3Dソフトでした(今やベンチマークに使われるほどの重量級に…)時代の移ろいを感じますね。
ところで
現在の規定なら別のPCへOSの入ったストレージを移植するのはアクティベーション違反では?となるのですが…。というか、この時代でもそうなるでしょう。ただ、Windows2000 はとっくに EoS している為、違反を咎める所もありません。
※厳密に言えば、別マシンにOS入りストレージを移植する場合、元のマシンを破棄して次のマシンにOSを引き継ぐ旨をMS社に通知して変更手続きすれば引き継げます。ただ、そのサポート窓口自体が存在しないのでどうにもなりません。
又、ネットに繋ぐ事も相当危険な為、この機械をネットに繋ぐつもりもありません(基本的な用途は昔の記録を漁る事)。
このため、グレーな機体として残そうかと思います。
さて、大掃除は進みます。
この筐体自体は小さいのでケースを残してマザボをさし直す…というのも考えましたが、無駄に多い3.5インチベイ等がデッドスペースですし、電源も旧式です。
キューブケースなら現代のものに買い替えた方が良いですし、グラボを積まないなら現代のミニパソの方が遥かに小さいので潔く廃棄ですね。
又、この機種を棄てるに当たって我が家にあるAGP接続ビデオボードの使い道がなくなったのでまとめて棄てる事になりました。
いっそ今年のうちに棄てられるものは全部棄てるべきかもしれません。






0 件のコメント:
コメントを投稿