人体で一般的に一番「広い」筋肉、広背筋。本来は二の腕の前部〜脇を通って背面~腰と胴の間、仙骨まで到達する非常に広い筋肉です。
しかして、行う作業は腕の振り降ろしや、前方の物を掴んで引き付ける等、あまり多くないシチュエーション。
そもそも、腕を降ろす作業なんて重力に任せれば良くない?という話でして。
なんでそんな微妙な動作の筋肉がこんなに大仰なのかと言えば、人間の祖先が4足歩行していた時代に遡るのだとか。
前肢(腕)で地面を蹴り、体を前進させる運動に使っていたためにこんな大きな筋肉になっているそうです。
まあ、大きいと言ってもあまり使わない為、アバラが浮くほど薄い人も多々居る訳で、最大出力では無い人が一般的です(因みに最大出力は太腿の周りにある筋肉群)。
- が、かなり頑張ってしまいました
前回作った三角筋は小さかったので二回り程大きくしたのですが、ソレと比べても大きい。
腕を降ろすとこんな感じ。
3Dゲームのキャラはスカートに手を貫通させない為にある程度以上腕を降ろせない事が多々ありますが、コレはボディービルダーのように脇に筋肉が寄り過ぎて脇が閉まらない系ですね。
- いつもの腕振り
腕を上に大きく振った時に背中にアバラが貫通していますが…ある意味アリかなと。
この仮骨は本番ではレンダリングしませんし、筋肉が伸びて薄くなってるからアバラが浮くのはある意味正しいですしね。
流石にこの広さでは1頂点1ボーンとはいかず、1頂点2ボーン、混合比率も弄った物を使用しています。
あと、肩甲骨内側縁も作ってみたのですが…解かり辛い上に女子感皆無…まあ、予想通りでしたよ、ハイ。
又、このパーツ、脇の下の部分を頑張って作ってみたものの、背面は大円、小円、棘下筋、前面は大胸筋に挟まれる為ほとんど目立ちません。
つまり自己満足でしか無いんですよねえ。
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