トライポッドワークスのC109Sが起動不全を起こし UEFI Shell しか立ち上がらなくなりまして…この際、全体的な中華PC雑感を書こうかと。
ただ、この機械、開封済みの新品を買ったはずですがBIOSが安定せず、最初からなぜ Linux のインストールができたのか不思議だったくらいでした。
- そんな訳でいっそBIOSを書き換えようかと思いまして…
ちなみに、BIOSを書き換えるだけなら、Windows のインストールメディアを用意する→一旦インストール(当然、シリアルナンバーが無いので数日で使用不能になる)→BIOS インストールプログラムを起動(一般的に同プログラムは Windows 版しか提供されていない)→Linux を上書きインストール の順で行います。
調べていた所、当時の予想通り、Chuwi 製である事が確定しました。
Chuwi のホームページにドライバーセットが置いてあったんですよ、肝心の Bios は無かったんですけどね。
…と、いう訳で中華メーカーの私的なランキングをしてみようと思います。
- Lenovo
所持:ノートPC2台
別格。特に日本で生産されたものに関してはほぼ問題は起こらない。ただし、値段も別格。
Idea Pad シリーズのような安かろう悪かろうなシリーズも稀に出す。
- HUAWEI
所持:スマホ、タブレット
別格。以前、一回スマホのバッテリーが膨らんだ事があったが、当時書いた通り自力でバッテリーを交換し4年経過した現在も使えている。ただし、値段も別格。
タブレットも風呂でネットを見る用途に使っているが、使えている…若干タッチが怪しくなってきているが中古で購入してから3年以上使っているので風呂で使っているという環境を考えても妥当だと思われる。
- ALLDOCUBE
所持:タブレットx2
安定。格安の物ばかり2台持っているがどちらも3年経った今でも動く。iWork7 に至っては8年も動いている。
ちなみに現在の iWork7 は LXDE 版 LMDE5 が載っている。
初期は縦画面。自力で GRUB を入れる必要あり。タッチスクリーン、無線 LAN(2GHz) 共に動作する。
- Ployer
所持:タブレットx2
安定。Momo7w を2台持っていて、1台は液晶に縦線が入るようになった上に、誤って踏んでしまって割れた為、ニコイチしている。
その生き残りの1台は先日 LMDE5 を入れた8年生き残っているシロモノ。
- 慶安
所持:タブレットx2
怪しい。以前 LMDE5 を入れた WiZ KBM85-B は元々「 OS 起動せず」として格安でじゃんぱらで売られていたものでした。
…まあ、以前使っていたユーザーが下手に弄って文鎮にしたのではないかと思われますが。もう一台は Python の勉強を始めた頃の 2016 年辺りに買ったアンドロイド機ですが…問題があったのか性能が低すぎたのか、異常にもっさりしていました。
ただ、CPUの系統が違うとは言え、同じ1GBメモリで同年代の Momo7w がちゃんと動いているので、粗悪品ではあった模様。
- Chuwi
所持:タブレット
がっかり。冒頭の通りです。ちなみにBIOS系の不調を起こしたのはこれで3回目。
- TECLAST
所持:廃棄済み
地雷。6年ほど前に、買って3か月ほどで液晶の制御装置が壊れたタブレットを所持していました。
やたらに高精細な液晶パネルを乗せたがる特徴がありますが、作りはとにかくがっかりです。
現在は多少反省したかと思ったのですが、見本写真をコラージュして液晶ベゼルを細く見せたり、本体を薄く見せたりするなどほぼ詐欺に近い事を行っているようです。
まあ、買ってはイケナイですね。
- よくある中国製品はデータを勝手に送信して~というアレですが
無作為なデータであれば、ハードウェアだけでも可能では有ります、通信情報をひたすら決められたアドレスに二重送信し続けるとか。
ただ、そこから価値のある情報を取り出す労力を考えると、足が付くリスクを鑑みても現実的ではないかなと。
となると、OS上で動いてクレジット情報をはじめ価値のある個人情報をより分けて送信するアプリを仕込むのが自然ですが…ハードウェア会社が疑われずにそんなアプリを組み込めるとしたら、ドライバくらいしか疑えないんですよね。
実行ファイルのみの提供となる Windows 等はいざ知らず、ソース提供もしなくてはならないオープンソース系で仕込みますかね?
もちろん Linux Mint も数年前に公式リポジトリにウィルスを仕込まれたりしていましたし油断はできませんが。
まあ、雑に使う機械にはそもそもメールアドレスをはじめとして一切個人情報を入力していないですし、それが一番の予防だと思います。無い情報は盗まれないですからね。
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