2022年6月9日木曜日

LXDE 版 LMDE5(64bit) の意外な使い方

以前 LXDE 版 LMDE5 は問題が多くて微妙と書いたのですが…
意外と言うか当たり前と言うか、他のデスクトップ環境に対して圧倒的に軽いという特徴がありまして、今回それを実感する事がありました。
Momo7w にインストール出来たのですよ。
ちなみにインストール方法は

1.インストール用USBを作って、bootia32.efi を仕込む
2.ライブ起動後、インストール時に GRUB のチェックを外してインストール
3.再びインストール用USBのGRUBを使って、設定を行い起動
4.起動したら最初にOSのアップデートを行う
5.アップデートが終ったら3と同じ手順で起動
6.grub2-common grub-efi-ia32 をインストールして仕込む(4、5の手順を踏まないとインストールできない)

…何を言っているのか判らない人は手を出さない方が無難です。
さて、コレの何処が意外な~かと言いますと、先ず公式の LMDE5 64bit は入りません。
ライブ起動はするのですが、メモリを食いすぎる為、インストーラーを起動した時点でスワップが始まります。当然、そのまま進めてもハングアップします。
で、MATE 版 LMDE5 も試したのですがコレはインストーラーは起動して暫くは動いているのですが、途中でメモリーを使い切ってハングアップします。

つまり LMDE5(64bit) 系で現状唯一 1GB メモリの Atom タブレットにインストールできるのです。

ちなみにインストール後のメモリ消費はこんな感じ。
Cinnamon の公式版はライブ起動の時点で残り 100MB 以下、MATE で 150 MB ですから相当に軽いですね。


こんな無茶も出来ない事も無いデス。

勿論日本語も可能。
ただ、このカツカツっぷりからコレが中華パッド系の最期のディストリビューションではないかと思われます。32bit 版ならまだまだ行けるのでしょうけど、Blender どころかオフィスすら 32bit を切り捨ててしまいましたからね。

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