はい「魔物は生物では無いだろう」という一言で終わっては身も蓋も無いのですが、せっかく最近上半身のモデリングをする際に解剖学に片足をつっこんだので、4本腕が実在できるかを考えてみます。
そもそも人間の腕とは
昭和の時代、小学校では人間は周りの動物と比べてひ弱だったと習いましたが、近年では覆りつつあります。陸上動物ではトップクラスの持久力と、最長の殺傷範囲…つまり投擲能力を持っている為です。
この投擲はゴリラやチンパンジーでも可能ですが、人間ほど正確に物を投げる事はできないとされています。要はゴリラやチンパンジー程筋力は無いものの、細かく正確に動く骨格を持っているという事ですね。
で、剣を振る筋肉も同様に正確に動く骨格と、それを駆動させる筋肉があって成り立つのですが…ざっくり書けば、剣を下に振り下ろすには広背筋、外側から内側に振るには大胸筋が必要です。
うーん
まず、前の腕と後ろの腕は上下互い違いになっており、背の低い人と二人羽織のような形になっていますね。又、背面の腕には少なくとも三角筋がある事が解ります。で、前面から観ると…
※前鋸筋が見えるので前面の腕には肩甲骨が有るようです
とりあえず、上腕骨を吊る肩甲骨と鎖骨を考えていみると…
このあたり、でしょうか?※図が下手なのは許されたし。
で、ふと思ったのですよひょっとして、レヴォルテさん「二人羽織のような」では無く、本当に背骨が2本あるんじゃないかな?と
これならば背面の肋骨内には肺が無い代わりに大胸筋が収まっていれば良いし(その代わり背面の肋骨は人間の11、12番のような浮遊肋骨になる)、
背面の胸骨の代わりに前面の背骨から鎖骨が生えていれば後面の腕も成立する…かも。
ただ、背骨が2本前後にあったら前屈や後屈をする際に酷い腰痛がするんじゃないかと心配になりますが(他にも心配する所はいっぱいある)。
まあ
この話のオチを知っていると、腕の骨格なんて些末な事なんですが。
※もっと言ってしまえば「人間が翼つけたくらいで飛べるわけ無いだろ」とか、いや翼つく前から飛んでただろとかとか…
ただ、こうして考えると「4腕の内骨格動物が居ない訳だよなあ」と改めて考えられる訳で。ちょっと勉強してみるのも楽しいものだと思いました。




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