2020年7月25日土曜日

E6到達


  • イベントの話に入る前に

某「ろでお」の実物を知りたくてコンプティークの2016年6月号を Bookoff で購入…。
アマゾンでポチったわけなのですが、アマゾンだと数日後に届くと表示されているのに注文すると Bookoff 公式通販と同じ着日不定になってしまうのですね。
雑誌100円に対して送料が300円強で微妙にもったいないですけど、1冊だとポストに入れていってくれるので一人暮らしには助かる所。
で、ふと気づいたのですが…
コレって、公式には「緩やかなソーシャルで…」とかはぐらかしていた部分ですが、
角川から出している雑誌で明示してよかったんやら?
さておき、ヴェアーさんの資料がなかなかすばらしかったです。…というかそろそろ型録の3巻出ないんですかね?


  • で、イベントなんですけどね。

前半は緩かったです。
すでに公式バナーの後半戦がソロモン感アリアリだったので不安でしたが、増援を待っているとクリアできるボリュームでは無さそうだったので、できる範囲で出撃。
結果、こんな感じに

E1甲

E2乙

乙でしたが4桁集積地さんがお出迎え
ラストは大破したコマさんがフィニッシュ。南無。

E3甲
※何気に卯月はE3開始時Lv1.流石に舐め過ぎかと思ったけどクリアできてしまいました。

E4乙
…E4のラスダンだけは異次元でしたね。
乙でも救援が来なければどうにもならない難易度でした。
実は、ラスダンまでは支援艦隊なし、重巡なしの艦隊で攻略したのですが。
総じて、メイン以外の艦(量産と書いています)をどの程度育てているかで難易度が変わりますね。
ちなみに、私は予備でハイパーズと二航戦を7組以上、一航戦を2組、阿賀野型改を1セット持っています。


  • で、後半戦です。

毎度のソロモンですが、栗田、西村各艦隊がほぼ特効に入っていません。
又、三川がやや薄めですね。救援に来るんでしょうか?

E5は乙で攻略
甲、乙の差は結構あるようで、戦力ゲージはQとYに基地航空隊を分けた上で決戦支援無しでしたが、昼戦前に取り巻きが吹っ飛んで、ひたすら軽巡棲姫が殴られた挙句、夜戦で大破した上で探照灯まで炊いてくれるというサービスっぷり。
ボイスが壊れた怪談話みたいになっていました。
ニクラシヤー

輸送ゲージはこんな感じで、BマスとZマスに基地航空隊。尚、基地防空はジェット3隊を彩雲隊がけん引すれば先ずダメージを受けません。
Zマスはドロップが2隻あるので、攻略時にわざとドラム缶を載せずに攻略。
お陰で、1回の出撃でTP26(S勝利)、攻略回数最低28回という周回をしたのですが…
結局最後まで新規ドロップ無し、で少し続けて(というか1-6消化と並行して)30周目に昼戦ゴリラ事ヘレナさんGet。
ちなみに今イベント初の新規ドロップ艦です。有明は40周目くらいで諦めました。

そろそろ開始から1カ月ですが、正直「長い」ですね。E1の輸送からしてダルかったですし。

あと、恐らく今回からボスの艦種が正体バレバレになっています。
又、長らく禁じ手にしていた最終海域に新規ドロップ艦を入れてきました。難易度も相まって丁提督が増えているとか。
そして、E7甲はともかくE6甲。コレ、報酬が人権級だよ…今まで後段の甲には趣味のアイテム入れていたのにどうしたんだよ?
…コロナ前と開発が変わっているんじゃないか?って位方向転換していますね。
ドロップは既にビジュアルが表に出ていた薄雲等、半年分を一気に放出しなければいけないという事情から無理やり詰め込んだのかもしれませんが。

先行組の来援前甲突破者が40名ちょっと…うん、昔は突破者7名のイベントもありましたし。
※ちなみに25日現在パラオの上位500位の中に甲20提督は14名、その内最低一人は例の40人の一人らしいです
正直、今はゲームに時間を取られている場合ではなかったりするのですが、難易度落としますかねえ?

2020年7月12日日曜日

何気に続けていたアシュア

何気に6月末までコロナ休業があった為、続けていたのですが…


  • 先ずマブラブコラボイベント、シナリオ関係は非常に良い出来でした

やった事はないのですが、マブラブは進撃の巨人の元ネタになるほどの殺伐世界なわけでして…
ザックリ言えばスパロボ風の異世界共闘ロボット物になるのですが、お互い腹の探り合いもしますし、アシュア側は設定上「遠慮なく死ねる」為、マブラブ系の敵の光線で容赦なく蒸発するなどなかなかの緊張感でした。
あと、アシュア勢がマブラブ勢を「破廉恥な恰好」呼ばわりしていたのは笑いました。

…悪い点を書いてしまえば、シナリオの見直しが足りないのか文章の接続がオカシイ部分が散見される所と…コラボガチャですかね。
2週間のコラボイベントを更に前後編に分けて各1週間毎に違うコラボキャラのガチャを投入。
どう見ても、最初の週に課金してでもガチャを回し、後段は最低保証を使わないと入手は非現実的でした。
…ちなみに私は後段の御剣さんを入手しましたけど…
最早説明する気も起きませんが、非常に課金要求の強いイベントでしたね。


  • フル改造キャラも結構増え、ティーガーは★6ステージ3


このゲームのプレイヤーがどれだけアクティブかは解りませんが、ココまで育てた人は1万人居ないのではないでしょうか?
その割には使えないんですけどね、ティーガーさんのエース型(このキャラはバフが本体なので)


  • 七夕イベント

恐らく直角から続く、アシュア正史イベントで、バレンタインデーの続編と思われる七夕イベント。
…バレンタイン時はやってないので自信がないですが。
7月7日から「スタート」する七夕イベントってどうよ?ってツッコミは置いておいて、落とし物の落とし主を探すお話。
記憶を共有する群体で戦い、見た目は女の子でも破壊されても替えの利く量産品という世界観を表すしんみりしたお話です。
兵器の擬人化がコレだけあっても生死観を直視する作品がほとんどない(というか、推しキャラのロストがセンシティブ過ぎる)世の中で、割と貴重な筋のお話です。
アシュアは白刃戦(近接格闘戦)を始め、擬人化したら何ができるのか?というテーマにある程度のポリシーがある気がします

で、悪かった点は…
1.雷電さんのキャラが掴めなかった。
とにかく休みが欲しいって言ってるし、バカキャラを自称しているのに丁寧口調かつ花火職人やってる繊細さを持っている。
どういうキャラなんですかね(未所持)。

2.所々話が飛んでる。
過去のイベントの話をしているのかもしれないのですが、アレ?そんな話あったっけ?みたいな知識を前提として話が展開する。

3.テンポが悪い。
翻訳さんはこの半年で大分進歩したとは思う…多分原文がそうだからだと思うのですが…
「私は」「私が」「私の」…と言った日本人にとってはしつこいとしか思えない文が多々ありまして「ドイツ人かよ」とツッコみそうでしたね。
ちなみに有名な少佐の演説(ドイツ語版)はこんな感じ

ich liebe den Vernichtungskrieg, ich liebe den Blitzkrieg
ich liebe den offensiven Krieg, ich liebe den defensiven Krieg.
ich liebe die Kesselschlacht, ich liebe es sie zu durchbrechen,
ich liebe Raumungen, ich liebe Sauberugsaktionen.

Ich liebe はグーグル先生によれば I am in love つまり「私は~が好きだ」となります。


4月末に復帰して以来、なんとなくプレーしてますが…怠さだけは変わりませんね。
水着スキンの実装までは続けようかと(現在スキンチケットが230ほど余っている)思っているのですが、うーんこのゲームいつまで持つのだろう?
コラボで一時売り上げを回復しましたが、現在急転落中でして、新規キャラに声充てできないのはコロナのせいだ…と毎日ログボ時に表示していますが、流石にそろそろ苦しいのでは?
ガチャも目に見えて渋くなった気が…
いや、52回引いてPUが出ないのは割と普通ですが、実は金レア(★3)がこの間1体しか出ていないのですよ(しかもダブり)。
金レアの排出率は全体で公称5%ですから、流石に渋いのではないかと。

ビリビリを運営とした中国版も作っているようですが、なんと作り直しています。
開発会社のエンバースもいつまでも2重開発を続けられないでしょうからいつかは統合すると思いますが…
シドニア版(日本版)は育成が非常に怠い代わりに、非レアキャラでも育てれば戦力になるのに対し、
ビリビリ版(中国版)はとにかくレアキャラが強く「多々買い」を強いられるようです。

大陸版に合わせて低レアキャラをナーフしたらそれまで膨大な時間をかけて育成したコアユーザーが離れますし、レアキャラにバフをかけたらゲームが崩壊します。
…ただ、強くなったら楽しくなるかと言うとそれもまた別問題。
序盤でもウザい敵のスキル「ドッペルゲンガー」「鉄壁」がありましたが、更にウザい敵が増えていく。
現在、廃墟編の半分、一部はBハードの奥地、空挺はノーマル、偵察はBノーマルと、恐らく中間層レベルに達しているハズなのですが…
後半に入ると面倒な敵が増えてプレー時間が増えるばかり。レアキャラ育成アイテムがドロップしますが、コレは更なる周回地獄の入り口でして…


  • じゃあどうすれば良いのさ?

1日5回(30分)程度の戦闘でデイリーが終わって育成もできるように調整するべきですね。
この間実装された復刻イベ「星屑の蒼き鷹」は7日で攻略する場合、1日あたりB偵察戦を全距離(19戦)しないといけなかったですし。
現在は七夕イベントのボックスガチャの為に空挺ノーマルを16周しました…つらい。

1日5戦にする代わり、1度行ったマップは「ノーリスク、ノーリターン」で無限に練習できるようにすれば、
攻略練習したい人はひたすら練習できる→攻略が終れば周回しないで済むという流れになるのでは。

各勲章を250個取る為に、これまで1日4時間程を拘束されていまして、コロナ時はそれでも良かったのですが、流石にそろそろ無理が出始めています。

2020年7月2日木曜日

Python+Kivy 備忘録 スライダー、テキストボックス連動編その3

…実行結果は前回から変わらないので載せないのですが…

コード

from kivy.app import App
from kivy.uix.boxlayout import BoxLayout
from kivy.uix.gridlayout import GridLayout
from kivy.uix.label import Label
from kivy.uix.textinput import TextInput
from kivy.uix.slider import Slider
from kivy.uix.floatlayout import FloatLayout

### Input Color Value
class SlPram(Slider):
    def on_touch_up(self,touch):
        self.parent.t.text = str(int(self.value))

class TxPram(TextInput):
    def on_text_validate(self):
        value = int(self.text)
        if value <= self.parent.max and value >= self.parent.min:
            self.parent.s.value = value
        else:
            self.text=str(int(self.parent.s.value))

class GridPram(GridLayout):
    def __init__(self,**kwargs):
        super(GridPram,self).__init__(**kwargs)
        self.SetUp()

    def SetUp(self):
        self.clear_widgets()

        self.cols=3

        self.min = 0
        self.max = 100

        self.l = Label(text='none',size_hint_x=1)
        self.s = SlPram(min=self.min, max=self.max, value=self.min,size_hint_x=7)
        self.t = TxPram(text=str(self.min),multiline=False,size_hint_x=2)

        self.add_widget(self.l)
        self.add_widget(self.s)
        self.add_widget(self.t)

    def SetName(self,name):
        self.l.text = name

    def GetValue(self):
        return int(self.parent.s.value)

    def SetRange(self,range_min,range_max):
        if range_max<range_min:
            self.min = range_max
            self.max = range_min
        else:
            self.min = range_min
            self.max = range_max

        self.s.min = self.min
        self.s.max = self.max
        self.s.value = self.min
        self.t.text=str(self.min)

class Display(BoxLayout):
    orientation='vertical'

    def __init__(self,**kwargs):
        super(Display,self).__init__(**kwargs)

        self.GridR = GridPram(size_hint_y=1)
        self.GridG = GridPram(size_hint_y=1)
        self.GridB = GridPram(size_hint_y=1)

        self.GridR.SetName('R')
        self.GridG.SetName('G')
        self.GridB.SetName('B')

        self.GridR.SetRange(0,255)
        self.GridG.SetRange(0,255)
        self.GridB.SetRange(255,0)

        self.add_widget(self.GridR)
        self.add_widget(self.GridG)
        self.add_widget(self.GridB)

class MainApp(App):
    def build(self):
        layout = Display()
        return layout

if __name__=='__main__':
    MainApp().run()


冗長な部分が気になって、まとめてみたのですが…
コレで動くって事は当初動かなかった理由は単純に BoxLayout のバグだったのでは?
モヤッとする解決ですねえ。

2020年6月16日火曜日

Python+Kivy 備忘録 スライダー、テキストボックス連動編その2

先月RGBのパラメータを入力するスライダー、テキストボックス連動クラスを作成し、Python2 から Python3 に移行したら動かなかったと書いたのですが…
動きました。
と、いうか作り直しました。
そもそも、ラベル、スライダー、テキストボックスの3個のアイテムを子に持つクラスを、更に3個束ねていたのですが
コレでタイミングエラーが出るなら、全9個のアイテムを1個のクラスでまとめれば良いのでは?
と、考えて作ってしまったのがこちらです。

コード

from kivy.app import App
from kivy.uix.boxlayout import BoxLayout
from kivy.uix.gridlayout import GridLayout
from kivy.uix.label import Label
from kivy.uix.textinput import TextInput
from kivy.uix.slider import Slider
from kivy.uix.floatlayout import FloatLayout

### Input Color Value
class SlR(Slider):
    def on_touch_up(self,touch):
        self.parent.tR.text = str(int(self.value))

class TxR(TextInput):
    def on_text_validate(self):
        value = int(self.text)
        if value <= self.parent.max and value >= self.parent.min:
            self.parent.sR.value = value
        else:
            self.text=str(int(self.parent.sR.value))

class SlG(Slider):
    def on_touch_up(self,touch):
        self.parent.tG.text = str(int(self.value))

class TxG(TextInput):
    def on_text_validate(self):
        value = int(self.text)
        if value <= self.parent.max and value >= self.parent.min:
            self.parent.sG.value = value
        else:
            self.text=str(int(self.parent.sG.value))

class SlB(Slider):
    def on_touch_up(self,touch):
        self.parent.tB.text = str(int(self.value))

class TxB(TextInput):
    def on_text_validate(self):
        value = int(self.text)
        if value <= self.parent.max and value >= self.parent.min:
            self.parent.sB.value = value
        else:
            self.text=str(int(self.parent.sB.value))

class GridRGBParm(GridLayout):
    def __init__(self,**kwargs):
        super(GridRGBParm,self).__init__(**kwargs)
        self.SetUp()

    def SetUp(self):
        self.clear_widgets()

        self.cols=3

        self.min = 0
        self.max = 255

        self.lR = Label(text='R',size_hint_x=1)
        self.sR = SlR(min=self.min, max=self.max, value=self.min,size_hint_x=7)
        self.tR = TxR(text=str(self.min),multiline=False,size_hint_x=2)

        self.lG = Label(text='G',size_hint_x=1)
        self.sG = SlG(min=self.min, max=self.max, value=self.min,size_hint_x=7)
        self.tG = TxG(text=str(self.min),multiline=False,size_hint_x=2)

        self.lB = Label(text='B',size_hint_x=1)
        self.sB = SlB(min=self.min, max=self.max, value=self.min,size_hint_x=7)
        self.tB = TxB(text=str(self.min),multiline=False,size_hint_x=2)

        self.add_widget(self.lR)
        self.add_widget(self.sR)
        self.add_widget(self.tR)

        self.add_widget(self.lG)
        self.add_widget(self.sG)
        self.add_widget(self.tG)

        self.add_widget(self.lB)
        self.add_widget(self.sB)
        self.add_widget(self.tB)

class Display(BoxLayout):
    orientation='vertical'
    def __init__(self,**kwargs):
    super(Display,self).__init__(**kwargs)

    self.GridRGB = GridRGBParm(size_hint_y=1)
    self.add_widget(self.GridRGB)

class MainApp(App):
    def build(self):
        layout = Display()
        return layout

if __name__=='__main__':
    MainApp().run()


…冗長ですねえ。全く同じ処理を3回ずつ書いています。
職業プログラマがこんなコード書いたら怒られそうですが、あいにく私は意識低い系です。動けばよかろうなのだ!

2020年6月7日日曜日

イオシスの Q584/H に LinuxMint19.3 Mate を入れてみた

存在自体は昨年から知っていたのですが、流石にもう Atom マシンは要らないよ…と思っていたのです。が、コレには Linux がやたらに載せにくいという噂を聞きまして、挑戦してみる事に。
実は先日ドスパラの DG-D09IW2 に 64bit の Ubuntu20.04 Mate のインストールに成功してまして、コイツはイケるのでは?と軽く考えてしまったんですよね…


  • 64Bitは入らない

結論から書くと64Bit版のLinuxは入りません。
Atom マシンに 64bit Linux を入れる時の常套手段は、

1 rufus でインストールUSBを作る(rufus 以外で作ると2の作業ができない事がある)
2 /efi/boot というディレクトリを作って bootia32.efi を入れる

コレに限ります。
実際にこの方法でインストールディスクを作った場合、インストーラーの GRUB メニュー
(文字のみで表示される、通常起動、セーフモード起動…等の選択画面)までは Q584/H でも表示されます。
が、選択後一切動かなくなってしまいました。
USB メモリのパイロットランプも消灯した為、本当に止まってしまったと判断しました。

※余談ですが、同様に Momo7w と iwork7 でも GRUB メニューまでは表示できますがインストールはできませんでした。


さて、それでは長い備忘録がはじまります。


  • 下ごしらえ

サポートの切れた標準の Win8.1 を使っても仕方ないですが、この Win8.1 は最後のお仕事があります。
bios アップデートですね。Linux に載せ替えてしまうとなかなかアップデートはできないので、Windows が入っているうちに済ませておきましょう。
イオシスで買った場合、恐らく bios は 1.2 のハズですが、私は 1.33 にアップデートできました。


  • bios 設定

bios 画面の入り方は「電源を入れる際に音源ボタンのマイナスを入れっぱなし」デス。
bios 設定は二か所変える所があるのですが…まず一つは起動ディスク設定。
これは標準では eMMC が最優先になっていますが、USB HDD 等を上に移動させます。
※写真はインストール後に撮った物の為、eMMC の中身が ubuntu になっています

で、次が問題のセキュアブート設定。
セキュアブートというのはかつてMS社が「Windows をタダで提供する代わりに、他の OS を入れなくする設定をマザーボードに強制する」という、OS支配の為に行った施策です。
当然訴えられまして、後に撤回するのですが、この施策のターゲットが Atom タブレットだった為、 Atom マシンは 64Bit CPU なのに 64Bit OS も載らないし、Linux も載らない機種が多数あります。
まあ、先人は強かでして、ならば Windows インストーラに誤認させれば良くね?という訳で作られたのが前述の bootia32.efi なのだそうですが…

さて、bios を開いてセキュアブートの項目を見ても無効に設定する項目が無い事に気づくと思います。
コレは管理者パスワードを設定することで選択可能になるのですが…
長いパスワードを設定してはいけません
私は一度10数文字の長いパスワードを設定したのですが、内部でパスワードが化けるらしく2度と bios が開かなくなりました。
私がパスワードを間違えている可能性は?と思われるかもしれませんが、そもそもパスワード確認画面で再度同じパスワードを入れているので間違いようがありません。
これで、最初の1台は windows8.1 しか起動しない部品取りマシンになってしまいまして、買い直す羽目に。2代目は bios パスワードにも関わらず1文字というセキュリティ意識の低いシロモノになっています。
管理者パスワードを設定し、セキュアブート設定を無効にしてマシン側の下ごしらえは終了です。


  • インストールUSBの作成

基本的には先日の Momo7w と同じです。32bit 版ですが、 bootia32.efi を入れておきます。
一応、インストール用には 16GB USB2.0 の物を使いました。恐らく、どんなものでも大丈夫だとは思いますが。



  • 起動ガチャ

個体差かもしれませんが、私の場合、起動用USBは 3.0 のポートに刺さないと起動しませんでした。
このため、3.0のポートに有線LAN付きUSBハブを取り付け、コレにLANケーブルとインストール用USBメモリを刺して起動させました。
下ごしらえがちゃんと済んでいれば GRUB の画面までは表示されるハズですが、ココから地獄の起動ガチャが始まります。

この Q584/h という機種はインストール時の起動が安定しません。
ログを手繰ってはいないのですが、ハードウェア認識に手間取る間にタイムアウトしているものと思われます。写真が取れていないのですが、以下、私が出くわした失敗起動集です。

1.そもそも Linux が起動しない。
起動時にズラーっと字が表示された挙句エラーの文が表示されて起動しない。
目安として USB メモリから起動して 10 分経っても起動しなければ諦めた方が良いです。
windows10 のインストーラーと違い待ってもあまり良いことはありません。

2.Linux が起動したけどなんか変
最初に正しく起動した時の画面を上げておきます。

2-1.左上のアイコンが出ない
特に、この SD カードのアイコンが eMMC であり、このアイコンが表示されていない=認識されていない場合はインストールできません。

2-2.左下のメニューが出ない
下部のメニューがただの無地になってしまう。システムが正常に動いていない系です。コレが出た場合も大抵うまくいきません。

2-3.右下の表示がおかしい
まれに、スピーカーとマイクに×マークがついたアイコンが表示される事があります。コレは割と軽症でそのままインストールできる事がありますが、LAN のマークに異常が出た場合はインストールはほぼ不可能です。
又、インストール時の鉄則として内蔵無線 LAN を使わず、USB 接続の有線 LAN を使いましょう。有線 LAN は何らかのトラブルでインストール時に LAN が切れた場合、物理的に LAN ケーブルを繋ぎ直す事で復帰する事がありますが、無線 LAN の場合はインストール時ドライバー更新で動かなくなってそのまま詰む可能性があります。

で、USB 起動で上記の変な起動をしてしまったらどうするの?という話なのですが
ひたすら再起動
…個体差かもしれませんが、本当に気分で立ち上がり方が変わるので、起動ガチャです。安心して欲しいのは、正しく Linux インストールが終わった後は比較的安定して起動するという事ですかね。


  • インストールを始める

ディスクのマークのインストールアイコンをクリックしてインストール開始…なのですが、なかなか反応しませんし、起動まで時間がかかります。うっかりクリックを連打しがちなのですが、アイコンを一回クリックしたらエンターキーを押して2、3分待ってみましょう。


  • パーテションをどう切るの?

以前の Momo7w の時と同様に先頭200MB /boot/efi (FAT32) 次の61GB を / (ext4) 残りの1.3GB程を SWAP に設定。
efi 領域を設定しないと起動できない等の警告が出るのですが、 /boot/efi の代わりに efi 領域を設定すると毎度の GRUB エラーがインストールの最後に出てしまいます。
FAT32 にするとエラーがでないのでこちらに設定しましょう。


  • 座してインストール完了を待っていてはいけない

インストール中に質問が出る訳でもないので放置して良い…訳では無いのです。
タッチパットを動かしたりカーソルキーを押したりして、省電力モードに入らないように気をつけましょう。
私は一度インストール時に省電力モードに入ってしまい、そのまま復帰せずインストールをやり直しになりました。



  • インストールが終わったのでレビュー

正直おもちゃレベルという評価が多いのですが、Atom マシンとしてはトップクラスに早いです。それでも N 系のセレロンよりも大分遅いので微妙という評価は変わりませんが。
一応、メモリはデュアルチャンネル実装されているので、オンメモリで動く軽いアプリに対してはそれなりに動きます。


  • Inkscape と GIMP 動く?

そこそこに動きます。又、安い中華 Atom タブレットは Linux を入れるとタッチパネルが反応しなくなりがちですが、流石にワコム対応なので、ちゃんとタッチパネルも付属ペンも動きます。
私は絵を書かないので詳しくはわかりませんが、線画程度なら余裕、複雑な効果を使わない限りはそれほど苦労はしないのではないでしょうか?


  • Blender 動く?

動きません。が、これは冤罪。
標準でインストールされる Blender は 2.79 ですが、起動時にリソースの推移を見ると、メモリ消費量が等速で上がって行き、限界(4GB)を使った所でハングアップしてしまいました。
この挙動は momo7w でも同様で、Blender 側のバグが原因と断定できると思います。
そもそも 2.8 で 32bit を切り捨てているので、Blender 側が今更 2.7 系のデバッグをするかは微妙ですが、直して欲しい所ですね。

※追記
uname -m
コマンドにて i686 という答えが返ってきたため、i686 系の最後のバージョンである 2.80 も試してみたのですが…やっぱり同様のメモリエラーがおきました。 CPU も1コアは100%に張り付いており、恐らくコレがメモリ消費を無限ループさせていると思われます。
バージョンが変わっても症状が変わらないのなら、依存関係にあるライブラリの可能性もありますが… 64bit では起こらない現象なんですよねえ


  • 艦これ動く?

一応動きます。
てっきり 32Bit を切り捨てたと思っていたのですが、2期の HTML5 移行後は動くようになっていたのですね。
…とは言え、ごらんの通り、動作に4コアが90%前後稼働しているという有様で、動きもカクついています。明石休憩で20分おきにつつくくらいなら問題ないでしょうけど、コレでプレーするのはお勧めできません。
…1期の頃は momo7w でプレーできたんですけどねえ。

というわけで、Linux Mint 19.3 Mate 上のレポートでした。更なる軽量化を望むなら LMDE4 でしょうけど、面倒事が増える気が…さておき、これにて延命はできます。期限は LTS が終了する 2023 年までですがそんだけ使えば流石に十分かと。

2020年5月25日月曜日

Python3 をはじめてみたのだけれど

ubuntu20.04 にして、 geany をインストールして python のコードを動かして最初につまずいたのは、
python なんて無い。というエラーコード。
コレは以前書いた通り、python3 が標準になったからで、『ビルド→ビルドコマンドを設定』を開いて、python〜 と書かれている2箇所を python3 に書き換えれば良いのですが、
kivy を使う場合はもう一つ、python3 用の kivy をインストールする必要があるわけでして。
標準の GUI インストーラでは検索しても出てこなかった為、コンソールにて

sudo apt-get install python3-kivy

にてインストール。
…この方法でインストールした場合、自動で upgreade とかしてくれるんだろうか?というか、アンインストール面倒そうなんですが…。

で、python3+kivy の開発環境は出来た…ハズなのですが。
以前組んだ pyhton のコードを実行してみるとほぼ動きます(動いたものは確認済みの注釈を入れておきました)。
…のですが、Slider の動きがおかしい。
いや、以前から変な動きはしていましたが。
20年2月12日
のコードから…
スライダー+テキストボックスのクラスを1個残して実行…

スライダー+テキストボックスのクラスを2個残して実行…

スライダー+テキストボックスのクラスを3個同時実行…

えぇ…
なんでしょうね、この気持ち悪い動きは。
内部コードだし、名前から察するにタイマーイベント系らしいし…
ちなみに、Linux Mint19.1(ubuntu18.04ベース)のメインノートは python2 が動いて python3 が正常に動作しません。
逆にサブの ubuntu 20.04 は python3 が動いて python2 が動かない為、現在動作を確認中なんですけど…しばらくメインのマシンを python3 に移行できなさそうです。

2020年5月22日金曜日

MOMO7W に LinuxMint Mate19.3 32Bit を入れてみたのだが…

メインのマシンを Ubuntu20.04 ベースに変えるなら、旧環境で確認できるようにもしておきたい。
…という訳で白羽の矢が立ったのは Momo7W さん。
当初 iWork7 も候補に挙がったのですがバッテリーが上がってました。又、購入以来役に立っていない DG-D09IW2 に入れようともしましたが、 ACPI 関係のエラーで入りませんでした。

まあ、CPUはAtomだし、メモリ1GB、eMMC 16GB なので推して知るべしなのですが…Linux Mint19.3 は 32bit の最終版なので2度と役に立たない備忘録ですが、割と面倒だったので記録に残す事にしました。


  • まず、前提。

Ubuntu16.04 ベースでないとタッチパネルが動作しない。
…どういうわけか Ubuntu18.04 ベース以降タッチパネルが動かない機種が増えました、どうなってるんだコレ。
※前回のドライバーもタッチパネル関係

Xfce19.3 では画面が化ける。
毎度の事ですが。今後は Mate 一択になっていきそうです。


  • 準備

1.まずは linuxmint mate 19.3 32bit の iso ファイルをダウンロードしてきて、rufus (windows アプリ)を使ってUSBメモリに書き込む。
2.USBメモリに /efi/boot というディレクトリを作って bootia32.efi を入れる(このファイルについてはググってくださいとしか…)


  • インストール

正直にそのまま eMMC 16GB をフルに使ってインストールすると最後に GRUB のインストールのエラーが出て失敗する。
インストールする際に一番下の項目を選び、自分でパーテションを切る必要がある。
先頭の 200MB を /boot/efi (FAT32) 残りを / (ext4) でフォーマット。
…正直に言うと最後の 500MB くらいは SWAP にした方が安全かもしれないが、お好みで。

これにて、32bit 版最終形態の Linux Mint マシンができたのだが…
blender 2.79 の起動はできたけど、フリーズ。流石に1GBでは無理があったか。